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徳永の2点適時打などで新生・帝京コールド発進



帝京・徳永旺典の先制打

 この秋の最大の話題は、約半世紀にわたり帝京を率いてきた前田三夫監督が勇退し、OBでコーチである金田優哉氏が監督を務めることだ。秋の指揮を執ることが決まったのは、秋季大会のメンバー登録直前。「スタートはかなり遅かったです」と金田監督は言う。

 対する目黒日大は、今の3年生は日出から目黒日大に変わった1期生。當山竜祥が2年続けて主将を務めるなど、経験は豊富だった。秋からは1、2年生で再スタートとなる。新主将には身長158センチと小柄な天艸和志が就任。「尊敬できるキャプテンでした」という當山主将の後を引き継ぐ。

 目黒日大の先発は背番号18の1年生・岩倉悠真。「エースがいないので、数で行くしかありません。岩倉がどこまでごまかせるかと思ったのですが……」と、目黒日大の木川卓見監督は言う。

 1次予選は戦っているものの、本大会は雰囲気が違うため、帝京といえども、「緊張しました」と金田監督。逆にいえば、序盤を抑えれば、目黒日大にも流れが行ったかもしれない。その意味では、1回表の攻防が重要だった。

 この回帝京は1番・小島慎也の中前安打と2四死球で二死満塁のチャンスをつかんだ。打席には6番・徳永 旺典。徳永は3球目を左前安打にし、2人が生還。序盤の緊張感の中、二死から貴重な2点を入れた。

 3回表も、帝京は5番・大塚 智也、6番・徳永、7番・稲垣 渉の3連打で1点を追加する。

 帝京は投げては1年生ながら夏も経験している高橋 蒼人が5回までに被安打2、無四球、無失点の安定した投球。夏の大会の後、「下半身を鍛えました」と言う高橋は、安定感が増した。

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