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佐々木 麟太郎

佐々木 麟太郎(花巻東)

都道府県:
高校:
学年:
1 年
ポジション:
一塁手
投打:
右/左
身長:
183 cm
体重:
117 kg
データ最終更新日:2021年10月21日

短評

 2年ぶりに開幕した明治神宮大会。この日、ピークとなる7000人の観客の一番の目当ては高校通算48本塁打を放った佐々木 麟太郎内野手(花巻東)だった。そんな佐々木の進化ぶりを紹介したい。

 各社のマークの仕方は、もはや超一流選手級。今大会はカメラ席に加え、雑誌協会、ワンデーパスの記者陣が入るスペースが設けられているのだが、多くの媒体の記者、カメラマンが訪れており佐々木への関心の高さが伺えた。

 そんな佐々木の第1打席は明らかに進化が感じられた。第1打席、1ボールからのストレートだった。アッパー気味のスイングの佐々木にばっちりコンタクトし、打った瞬間、スタンドインと確信できる一打だった。

 東北大会での佐々木は明らかにオーバースイングで、それによって、トップに入った時、ヘッドが投手方向に向きすぎてしまっていること。またスイング自体は豪快なものの、腰の回転するタイミングが遅れていて、全体的に始動が遅れているのが気になった。

 この日の佐々木はタイミングのとり方にゆとりがあった。
 しっかりと相手投手に合わせる狙いが感じられ、素直にバットが出る形ができていた。ヘッドの入りすぎもなく、無駄なくすくい上げるスイングができていた。佐々木の本塁打シーンの映像に多くの指導者、技術解析ができるトレーナーが打撃フォームの完成度の高さについて、SNS上で絶賛の声を上げていた。

 佐々木は東北大会で左投手から満足いく打球を打てずに「左投手の対応」を課題に挙げていた。
 「東北大会から課題にしていましたことで、左投手から強い打球を打つことをしてきた。そこは修正出来てきた。ただこれからもいい左、いい変化ある投手がいると思うので、継続してやっていきたい。体が前に突っ込んでしまうので、フルスイングじゃないですが、センター方向に打つように意識してきた」

 センター方向へ打つ。それはしっかりと打撃内容に表れており、本塁打以外はセンター方向への犠牲フライだった。本塁打にこだわりすぎず、相手投手に対応することにしっかりと特化した打ち方だったのである。

 とはいえ、東北大会中に怪我をし、結果が左足のスネの骨折。動きを見ると、ちょっと気にする様子が見える。それでも治療をサポートするスタッフのおかげで打席に立つことができた。
 「東京に来ても苦しい中で修正しました。監督からアドバイスをもらっていて、それをもう一度聞いて見直して、1打席ごとに修正しつつリラックスできたので、結果的に修正しました。東北大会中にケガして何とか痛みがありながらですが、チームのサポートもあってプレーできているので、勝利のために貢献したいです」

 豪快な打球、スイングを見ると、本当に怪我をしているの?と思わせるぐらいの圧倒的なパフォーマンスを見せる佐々木麟太郎。公式戦は最大で3試合。有観客を待ち望んでいた高校野球ファンを喜ばせる強打を発揮できるか、ますます注目が集まる。

情報提供・文:2021.11.20  河嶋 宗一
  • 2021 年 11 月
  • 2021 年 10 月

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