田村 俊介 (愛工大名電)
田村 俊介
- 都道府県:
- 愛知
- 高校:
- 愛工大名電
- 学年:
- 3年
- ポジション:
- 投手
- 投打:
- 左/左
- 身長:
- 176cm
- 体重:
- 86kg
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- 寸評
- 明徳義塾中時代から騒がれた二刀流。昨年から高校1年生とは思えない体格ながら、投打において高い技術が光るエリートプレイヤーだ。そんな田村のプレーについて迫っていく。
(投球)
ストレートのスピードは130キロ~135キロ程度と、凄みがあるわけではないが、ストレートの球速、変化球のキレ、コントロールともに高い水準を誇り、しっかりとゲームメイクできるものを感じさせる。
特に生命線となっているのが、低めに落ちるスライダーだ。このスライダーで低めに落とすことができれば、高確率で打ち取ることができている。
強気にインコースにも投げ込むことができており、非常に落ち着いて自分の投球を実現できている。
投球フォームを見ると、右足を高々と上げてから、左足を折り曲げてインステップ気味に着地し、右腕のグラブを斜めに伸ばして、半身の体制から振り下ろすようにして腕を振っていく選手だ。
(打撃)
スタンスはスクエアスタンス。グリップを肩の位置において、両足は肩幅ぐらいに開いて構えている。力みが抜けたバランスの良い構えであり、この時点でただものではないと実感できる。
投手の足が降りたところから始動を仕掛けていき、右足を高く上げて真っ直ぐ踏み込んでうちに行く。
トップの動作に入った時、深くとっていきながら、振り出しに入っていく。左肘を折りたたんでトップまで最短距離で振り抜くことができており、そしてボールの下を捉える縦振りのスイングができているため、角度がつけば本塁打も打てる。
構えからフォロスルーに入る一連の流れは全く無駄がなく、それでいて分厚い下半身で軸を作り、鋭く腰を回転させる打撃フォームであり、まさにお手本というべき打撃フォームである。 - 将来の可能性
- 投打においても技術の高さを感じさせるフォームであり、センス抜群という表現ができる。今の高校2年生の左打者では1,2を争う技術力の高さがあるクラッチヒッター。この1年でどんな進化をたどるのか楽しみにしていきたい。
- 情報提供・文:2020.05.09 河嶋 宗一
大阪桐蔭・関戸とは、中学時代チームメイトだった。
OBの工藤公康・東克樹らのようになってくくれば
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