
氷見ナイン
2023年、今年も多くのドラマに期待だ。昨年は全国の球児たちが全力を尽くしたプレーで多くの熱いドラマを演じ、高校野球ファンを魅了してきた。球児たちの2022年の頑張りを各都道府県ごとに振り返ってみたい。
昨年の富山では春と夏は高岡商が優勝を収めたが、氷見が安定して上位に名を連ねていた。春は4強に入ると、夏は準優勝。新チームになっての秋は30年ぶりの優勝と、成績をアップさせていった。夏準優勝のメンバーには2年生も多く、2ケタ得点をマークするなど打撃も好調だった。その流れを秋につなげていったことになる。新湊との「港町対決」となった秋決勝カードには多くのファンが押し寄せた。氷見は21世紀枠の北信越推薦校にも選ばれ、センバツに出場する可能性を残している。今年は富山をリードする存在となるかもしれない。
昨年秋は準優勝した新湊に加えて、高朋、新川、石動が8強に入った。高岡商、富山商、高岡第一などの強豪だけでなく、新しいチームの台頭も富山の高校野球界を盛り上げる役目を果たすだろう。
▽2022年富山県代表の甲子園成績
★センバツ 出場なし
★夏甲子園
高岡商 初戦敗退
1回戦●3-13 敦賀気比(福井)
▽富山県2022年主な大会記録
【春季】
優勝 高岡商
準優勝 富山第一
4強 氷見
富山商
8強 石動
福岡
富山東
高岡第一
【選手権】
優勝 高岡商
準優勝 氷見
4強 富山商
富山第一
8強 未来富山
新川
魚津工
福岡
【秋季】
優勝 氷見
準優勝 新湊
3位 富山第一
4位 高岡第一
8強 高岡商
高朋
新川
石動
(記事:編集部)