東都2部リーグは25日で全日程が終了し、東洋大が優勝を収めた。
春のリーグ戦で大躍進を遂げたのが、細野 晴希投手(3年=東亜学園)ではないだろうか。最速154キロの速球と切れ味鋭い変化球を武器に、次々と三振を奪う投球は爽快だった。
今季は8試合42.1回を投げ、3勝0敗、防御率2.55を残したが、何より62奪三振と驚異的な奪三振数を誇った。三振が奪える左腕として評価を高め、2部リーグ優勝に大きく貢献した。
課題を挙げるとするならば、与四死球が規定投球回に達した投手の中では最も多い22だった。今後の調整で制球力をアップさせ、万全の状態で入れ替え戦に挑む。