昨年秋からの公式戦27連勝で春季大阪府大会を制した大阪桐蔭は、センバツでも投打ともに安定した力を発揮して優勝を飾った。大阪桐蔭の逸材だけでなく、センバツ大会では多くのボーイズ出身者が活躍を見せた。

 西日本に活動拠点を置いているボーイズを卒業し、今年のセンバツで活躍を見せた逸材たちを一挙に紹介したい。

松尾 汐恩捕手(3年=京田辺ボーイズー大阪桐蔭
 高校から捕手を始めたにもかかわらず、昨年のセンバツ後から正捕手の座をつかむ。昨秋の公式戦では、15試合で5本塁打、打率は.583をマーク。センバツでは打っては準決勝、決勝でホームランを放ち、守備の要としても大阪桐蔭投手陣を巧みにリード。チームの優勝に攻守にわたって貢献した。

星子 天真内野手(3年=熊本泗水ボーイズー大阪桐蔭
 大阪桐蔭の主将を務める。キレのいい守備とコンパクトでシャープな打撃を見せる。センバツでは主に7番と下位打線を任されていたが、打率は.375、準々決勝では右中間にホームランも放った。大阪桐蔭3度目の春夏連覇へ、主将としてチームを牽引する。

伊藤 櫂人内野手(3年=西濃ボーイズー大阪桐蔭
 中学時代は日本代表に選ばれ、世界大会でMVPも獲得した右の好打者。センバツでは主にトップバッターを務めた。センバツでは史上初となる1イニング2本塁打を記録するなど長打力を発揮した。

前田 悠伍投手(2年=湖北ボーイズ ー大阪桐蔭
 2年生BIG4の一角。昨夏まではボールボーイだったが、昨秋にブレークした。最速145キロを誇る左腕で昨秋の公式戦防御率は0.78と安定感は抜群だ。センバツでは準々決勝に先発し、甲子園初登板ながら6回1安打無失点、12奪三振の好投を見せた。

内藤 大翔内野手(3年=生駒ボーイズー天理
 父は元Jリーガーの内藤就行さん。天理(奈良)不動の4番打者で、昨秋の公式戦では8試合で打率.433、2本塁打、10打点の好成績を残した。センバツでは初戦で一時同点となる適時打を放つなど勝負強さを見せるも、チームは星稜(石川)相手に延長戦の末、初戦敗退を喫した。夏にはさらなる活躍を期待したい。

大橋 大翔捕手(3年=湖北ボーイズー近江
 近江センバツ準優勝の立役者。捕手としては、エースの山田 陽翔投手(3年)を好リード。打者としては、初戦の長崎日大戦、1点を追う9回2死一、二塁から同点適時打を放ち、準決勝(対浦和学院)では延長11回にサヨナラホームランを放つなど、勝負強さが目立った。

山田 陽翔投手(3年=大津瀬田ボーイズー近江
 近江の主将でエースで4番。まさしくチームの中心にいる。センバツでは1回戦から4試合連続完投。チームの決勝進出に大きく貢献した。決勝戦は左足のコンディションの影響で満足なパフォーマンスが発揮できなかったが、今大会を通じて能力の高さが光った。

内海 優太外野手(3年=広島北ボーイズー広陵
 恵まれた体格を持つ左の好打者。昨秋の明治神宮大会ではホームランを放つなど、長打力も兼ね備える。センバツでは初戦の敦賀気比(福井)戦で3安打、2回戦ではチームは敗れたものの安打を放ち、技術の高さを見せつけた。

尾﨑 悠斗遊撃手(3年=糸島ボーイズー九州国際大付
 中学時代は日本代表にも選ばれた。センバツでは堅い守備でチームを支えた。打撃では目立った活躍はなかったが、夏には打撃でも活躍を見せたい。

(文:編集部)