東海大菅生(東京)は投手力の高さが光っているが、2017年の夏の甲子園でベスト4に入ったメンバーの現在地を確認すると、改めてレベルが高かったことが分かる。

 当時3年生だった松本 健吾投手、山内 大輔投手の両投手は、現在、社会人野球の強豪・トヨタ自動車でプレーしている。

 2017年の夏の甲子園には2人揃って出場した。2人とも甲子園のマウンドを経験するなど、ベスト4進出に貢献。一躍、東海大菅生の名前を全国に轟かせた。

 その後、松本は東都大学野球の亜細亜大、山内は首都大学野球の武蔵大に進学した。リーグ戦での対決はなかったが、選ばれた選手しかプレーできない社会人野球でもトップレベルの実力を持つトヨタ自動車へともに入部するのは、2人のレベルの高さが認められた証拠であり、何かの縁でもある。

 もう1人、2017年の東海大菅生の投手陣で欠かせないのは、当時2年生で、現在は巨人に在籍する戸田 懐生投手だろう。
 甲子園では、小柄ながらダイナミックなフォームから、快速球を武器にした投球で、チームのベスト4進出に大きく貢献した。独立リーグ・徳島インディゴソックスから育成で巨人入り。現在は支配下登録を勝ち取り、2022年シーズンに念願の1軍初勝利を手にしている。

 社会人野球継続者2人、NPB1人と改めて2017年の東海大菅生投手陣の実力が見えてきた。3投手それぞれが、今後も活躍することを期待したい。