1日、埼玉県大会は準々決勝が行われ、ベスト4が決定したが、花咲徳栄を破り、勢いに乗る山村学園の名があった。
2021年の夏も花咲徳栄を下すなど、その実力は年々拡大している。昨年秋は地区予選敗退に終わったが、選手たちの顔ぶれを見ると、ベスト4まで勝ち上がるのもうなずける。
浦和シニア時代に日本一を経験し、秋の時点で19本塁打をマーク。花咲徳栄戦では3番三塁で出場した主将・坪井 蒼汰内野手(3年)を筆頭に、坪井とは中学時代からのチームメイトであり、花咲徳栄戦では4番で出場した酒井 大輝外野手(3年)と野手には実力者がいる。
投手陣では東北楽天シニアから山村学園に進学し、花咲徳栄戦でも登板した左腕・佐藤 実倫投手(3年)といった実力者が多く揃っている。
準決勝の相手は市立川越に決まった。秋の地区予選で対戦して敗れており、山村学園にとってはいわば因縁の相手である。勝利を手にして秋からの成長を見せられるか。そして関東大会の切符をつかめるか注目だ。
山村学園の練習模様、注目選手は高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。