3月18日開幕(3月4日抽選)の第94回選抜高校野球大会の出場32校が決まり、センバツの頂点を目指して、全国の球児が聖地での全力プレーに挑む。

 今大会の注目選手をポジション別に紹介していきたい。

 外野手は打席ではスラッガー、リードオフマンなど多彩なタイプが多く、今大会でも注目の選手は多い。主に外野手として出場した選手の昨年秋の地区大会での打撃ランキングを調べてみた。(21世紀枠はのぞく。規定打席=試合数×3.1、選手名左の丸数字は背番号、☆は1年生)

<打率上位ランキング>
1位 .692 ⑨福島 貫太倉敷工)3試合13打数9安打
2位 .583 ⑨中上 息吹九州国際大付)4試合12打数7安打
3位 .545 ⑧齋藤 誠賢國學院久我山)6試合22打数12安打
4位 .545 ⑨松尾 一樹長崎日大)3試合11打数6安打
5位 .538 ⑧黒田 義信九州国際大付)4試合13打数7安打

<本塁打マーク(すべて1本)>
春山 陽登敦賀気比
田井 志門大阪桐蔭
佐藤 光成明秀日立
黒田 義信九州国際大付
親富祖 凪人二松学舎大附
石川 ケニー明秀日立
松尾 一樹長崎日大
内海 優太広陵

<打点上位ランキング>
1位 7 ⑧齋藤 誠賢國學院久我山
2位 6 ⑨中上 息吹九州国際大付
    ⑦嶋田 怜真聖光学院
4位 5 ⑦春山 陽登敦賀気比
    ⑦田井 志門大阪桐蔭
    ⑨内海 優太広陵
    ⑦大島 諄士九州国際大付
    ⑧中 優斗大島
    ⑨川竹 巧真高知
    ⑦澁谷 剛生山梨学院
    ⑨石原 幹太敦賀気比
    ⑧藤井 虎道倉敷工

<OPS上位ランキング>
1位 2.008 ⑧黒田 義信九州国際大付
2位 1.560 ⑨福島 貫太倉敷工
3位 1.524 ⑨松尾 一樹長崎日大
4位 1.403 ⑧齋藤 誠賢國學院久我山
5位 1.388 ⑨谷口 勇人大阪桐蔭

 ランキングを総合すると、倉敷工の福島に目がいく。首位打者であることはもちろんだが、出塁率と長打率の合計、OPSでも2位に食い込んでいる。3試合と試合数は少ないが、中国大会の初戦(対米子西)で5打数4安打、準々決勝(対宇部商)は4打数2安打、準決勝(対広島商)は4打数3安打と打ちまくった。四球は1つしかなく、積極的に打っていった結果ともいえる。3番打者としてチームの打線をけん引した。

 

 その他、OPSで1位だった九州国際大付の黒田は7四球を選んで出塁をかせいだ。さらに7安打の内訳が本塁打1、三塁打3、二塁打1と長打が5本。ランキングトップの11得点を含めた強打を誇る九州国際大付打線の1番打者の役割はしっかりと果たした。