新型コロナウイルスが、猛威を振るってプロ野球界にも大きな影響を与えはじめた。全国各地で新規感染者が増加傾向にあることを受けて、政府は東京を含め、関東の埼玉、千葉、神奈川、群馬や、東海の愛知、岐阜、三重、九州の長崎、熊本、宮崎に、香川、新潟を加えた1都12県に、まん延防止等重点措置を適用することになった。

 すでに、広島、山口、沖縄も同措置が適用されているが、1月31日までという期間も延長される見込みで、2月13日までまん延防止等重点措置の適用が続くことになりそうだ。

 2月といえば、プロ野球のキャンプインの時期。昨年は同様に新型コロナウイルス感染の拡大で宮崎県では独自の緊急事態宣言が出されていたこともあり、キャンプは無観客で実施された。今年はどうなるのか。キャンプ地でもある宮崎、沖縄の感染状況が悪化するなか、NPB、球団の判断が問われるところだろう。

 すでに、自主トレを行っている選手にも、新型コロナウイルス感染者が発生している。佐賀で自主トレ中のソフトバンク・柳田悠岐外野手(広島商出身)、日本ハム・清宮 幸太郎内野手(早稲田実業出身)ら選手6人などの感染が発覚。さらに熊本で自主トレ中だったソフトバンク・松田宣浩内野手(中京出身)、DeNA・宮﨑敏郎内野手(厳木高出身)、同・嶺井 博希捕手(沖縄尚学出身)らの感染も明らかになった。今後の選手の調整にも少なからず影響してくると思われる。

 昨年12月には沖縄、宮崎などが有観客でのキャンプ実施の方針を打ち出していたが、感染力が強いとされるオミクロン株が猛威を振るうこの状況で、大きく方針転換される可能性が出てきた。

 ここにきて宮崎県は県外からのキャンプ来場の自粛を求めており、NPBでは自治体の方針に従うとしている。