大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた明治神宮野球大会。2022年の高校野球も引っ張っていくであろう大阪桐蔭の動向はもちろん気になるところではあるが、過去に明治神宮大会の頂点を獲ったチームは選抜、そして夏の甲子園の結果はどうだったのか。今回は過去5大会の明治神宮大会優勝校を振り返ってみたい。

 直近の大会から遡ると、2019年に優勝を飾った中京大中京(愛知)は新型コロナウイルスが流行したことで、全国の舞台で試合ができたのは、甲子園交流試合の智辯学園(奈良)戦のみ。2018年以前のチームとの比較は難しいが、当時エース・高橋 宏斗投手(現中日)が見せた力投は記憶に新しい。

 2018年の明治神宮大会で頂点を獲ったのは札幌大谷(北海道)。エース西原 健太投手(現法政大2年)、そしてサブマリン太田 流星投手(現専修大2年)の2人をはじめ、実力ある選手たちが揃っていたが、選抜は2回戦で姿を消し、夏の甲子園にも手が届かなかった。

 2017年以前の優勝校も、同様の傾向が見られた。
 2017年の明徳義塾(高知)は、現在ヤクルトで奮闘する市川 悠太投手を擁して優勝したが、選抜はベスト16止まり。夏の甲子園は出場を逃した。

 そして2016年はスラッガー・安田 尚憲内野手(現ロッテ)を軸に明治神宮大会を制した履正社(大阪)は、選抜で大阪桐蔭との大阪勢対決に敗れ準優勝、夏の大阪大会も大阪桐蔭の前に敗れた。ライバルの前に春夏で悔し涙を流すこととなった。

 2015年の王者・高松商(香川)も、翌2016年の選抜を準優勝で終えたが、夏の甲子園は手が届かなかった。

 過去5大会では、神宮大会優勝校が翌年の夏の甲子園を逃している。来年2022年シーズン。大阪桐蔭は、ジンクスとも呼べるこの傾向を破る結果を残すことが出来るか。注目してみていきたい。