11月24日をもって各都道府県からの21世紀枠推薦候補校の顔ぶれが出揃った。秋季大会の戦績だけを見ていけば、九州大会に出場している大分舞鶴や、近畿大会出場の塔南高田商といったチームに注目が集まる。ただ、21世紀枠に選出される理由は、大会結果だけではないため、最後までどの学校が選ばれるのか非常に楽しみだ。

 そこで今回は過去5大会で選出された21世紀枠の学校、そして選ばれた地区を振り返りつつ、その傾向を見ていきたい。

 過去5大会を見ていくと、各都道府県大会を勝ち抜き、地区大会で8強もしくは4強まで勝ち上がったチームが選ばれることが多い。昨年であれば東播磨具志川商、そして一昨年は甲子園交流試合という形ではあるが、帯広農もインパクトを残す戦いぶりを見せてくれた。

 また三島南石岡一、さらには膳所のように県大会で秋季大会を終えたチームでも、選出されるケースが少なからずあった。

 そして地区ごとで選出数を見ていくと傾向がはっきり出た。

 過去5大会の最多は東北地区から4校。続いて九州地区の3校という結果が出てきた。そして過去5大会で北信越地区からは、21世紀枠のチームが選ばれていないという厳しい結果も同時に浮き彫りになった。ちなみに北信越地区が最後に選出されたのは、2011年の第83回大会で、新潟の佐渡となる。

 北信越地区にとっては、今回選出されることとなれば、11年ぶりになる。それだけに石川の小松、福井の丹生など北信越地区の代表校には、大きな期待がかかるだろう。地区ごとの21世紀枠推薦候補校の発表は12月10日に予定されている。果たして、北信越地区をはじめ、どんな学校が選ばれるのだろうか。