2014年の横浜といえば、浅間 大基(北海道日本ハム)、高濱 祐仁(北海道日本ハム)、伊藤 将司(阪神)の3人を中心に13年夏、14年春に活躍したのが印象深い。7年の時を経て、3人とも活躍を見せている。

 まず浅間だ。高校時代は日本代表にも選ばれ、1年目から46試合で打率.285、37安打と横浜の長い歴史でも高卒1年目としてはトップレベルの成績を残したが、1年目の37安打が自己最多で、プロ6年目まで通算103安打、5本塁打に終わっていた。しかし今年は開幕からレギュラーを獲得。21試合で打率.309、17安打、6打点とこのままいけば、開幕1ヶ月半でキャリアハイを超える勢いだ。

 そして高濱も奮闘している。一時期、育成選手降格もあり、野球人生の崖っぷちに立っていたが、昨年、支配下登録に復帰し、3年ぶりの初安打。そしてキャリアハイの6安打。そして今年はプロ初本塁打を記録している。これからもチャンスは大いにあるだろう。ぜひ去年を超える活躍を見せてほしい。

 そして伊藤だ。横芝中出身の伊藤は、当時の千葉県内では騒がれた逸材だったが、横浜は全国からの逸材が次々と入るチーム。そこからベンチ入りを勝ち取るのは容易なことではない。それでも伊藤は他の投手にはない打ちにくいフォーム、ボールのキレ、投球術を手にして、2度の甲子園出場。横浜で培った土台は国際武道大、JR東日本と名門で活躍できるまでにいたった。ドラフト2位で入団した伊藤は4月7日の巨人戦で7回1失点の好投でプロ初勝利。2試合で12回を投げ、3失点と上々のスタートを切っている。

 浅間も、高濱も伊藤のプロ1年目にしっかりと成長し、活躍しているのは感慨深い。ぜひ1年間活躍し続けることを期待したい。

(記事:河嶋 宗一