地元選手を多く獲得しているプロ野球チームは?

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2020.05.05

中日ドラゴンズは地元の主砲・石川昂弥をドラフト1位で獲得した

 プロ野球を見る醍醐味の一つに、地元選手の活躍があるのではないだろうか。昨年のドラフト会議では、中日ドラゴンズに地元・東邦の大砲である石川 昂弥選手が1位で入団し、また阪神タイガースも、ドラフト2位で地元の強豪・履正社井上 広大選手を指名した。

 地元の球団が勝利し、そして地元出身の選手が活躍すれば、ファンもさらに盛り上がることは間違いないが、各球団では地元出身選手はどれくらい在籍しているのだろうか。
 まずは球団別の地元出身選手数を見ていきたい。

◆セ・リーグ
東京ヤクルトスワローズ(東京都)3名
中日ドラゴンズ(愛知県)15名
広島東洋カープ(広島県)5名
阪神タイガース(兵庫県)5名
横浜DeNAベイスターズ(神奈川県)5名
読売ジャイアンツ(東京都)5名

◆パ・リーグ
オリックス・バファローズ(大阪府)8名
千葉ロッテマリーンズ(千葉県)6名
北海道日本ハムファイターズ(北海道)4名
東北楽天ゴールデンイーグルス(宮城県)3名
福岡ソフトバンクホークス(福岡県)6名
埼玉西武ライオンズ(埼玉県)2名
(※育成選手含む)

 一覧では本拠地を置く都道府県のみにフォーカスを当てたが、福岡ソフトバンクホークスや東北楽天ゴールデンイーグルスのように、地域全体をターゲットとしている球団もあれば、読売ジャイアンツのように全国にファンがいる球団ももちろんある。順を追って見ていこう。

 まず最も多くの地元選手を獲得しているのは、中日ドラゴンズであった。
 大島洋平選手や堂上 直倫選手などチームの顔と言える選手も多く、また冒頭で述べたルーキー・石川 昂弥選手や藤嶋 健人投手など、期待の若手も多くいる。
 中日はその他にも、岐阜県出身が4名、静岡県出身が2名、三重県出身が4名と東海地区から積極的に選手を獲得している。

 またオリックスも地元率が高い球団だ。球団内でも8名の大阪府出身者はトップの数字で、T-岡田選手や近藤大亮投手が在籍し、そして2018年のドラフトでは太田椋選手、中川圭太選手と2名の大阪出身選手を獲得した。
 そして合併前のオリックス・ブルーウェーブ時代には、神戸に本拠地を置いていたが、兵庫県出身者も、山崎勝己選手や吉田 凌選手など4名いる。地元の有力選手をドラフトやFAでしっかりと獲得している印象だ。

 地元色のイメージが強い東北楽天ゴールデンイーグルスと福岡ソフトバンクホークスは、一見目立った数字ではないが、エリア全体で見るとやはり地元選手を多く獲得している。
 楽天は東北地区全体で8名の選手が在籍しており、ソフトバンクは九州・沖縄全体で26名の選手が在籍している。
 どちらも球団別に見ると、そのエリアではトップの数字で(楽天はロッテと同数の8名でトップ)、やはり地元色の強い結果となった。

 近年では岸孝之投手が楽天へ移籍し、地元・東北への恩返しを口にするなど、FA移籍で地元に戻るケースもある。
 今後も地元出身選手の活躍は、ファンの心を熱くさせるだろう。

(記事=栗崎 祐太朗)

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