オリックス・山本由伸投手(都城高出身)

 2022年のNPBアワードが25日、都内で行われ、オリックス・山本 由伸投手(都城高出身)が2年連続でパ・リーグのMVPを手にした。今年は最優秀防御率、最多勝利、勝率第1位、最多奪三振の4冠に輝き、史上初の2年連続4冠を達成しての堂々の受賞だ。

 パ・リーグの投手部門タイトルの連続受賞は過去、誰がいるのだろうか。

 最優秀防御率では、過去2年連続受賞は日本ハム・ダルビッシュ有(現パドレス)、西武・松坂大輔らがいるが、過去最高は1956年から3年連続で受賞した、西鉄の剛腕こと、稲尾和久。来年、山本が3年連続最優秀防御率のタイトルを取れば「神様」と肩を並べることになる。ちなみにセ・リーグでは巨人・菅野 智之投手(東海大相模出身)が2016年から3年連続で受賞している。

 2年連続最多勝利は、西武・松坂の1999年からの3年連続以来となるが、過去パ・リーグ最高は近鉄・野茂英雄がマークした1990年からの4年連続(同時複数受賞あり)。

 勝率第1位のタイトルは設定されてなかった時期があるため、あくまで参考だが、1978年から阪急・山田久志の2年連続受賞が最高。ちなみにセ・リーグでも2年連続が最高で巨人の藤田元司、堀内恒夫、今年の阪神・青柳 晃洋投手(川崎工科出身)がマークしている。来年、山本が受賞すれば史上初となる。

 最多奪三振の過去連続受賞は、近鉄の鈴木 啓示が1967年からマークした6年連続。

 山本はアワードの授賞式で来年への意気込みを口にした。

 「日本一になれたことが一番うれしかった。来年は2年連続で日本一になれるように全力で頑張りたい。もっともっといい姿を見せられるように頑張りたい」

 メジャー移籍への希望を持っている。来年オフにも実現するかもしれないが、3年連続「4冠」の偉業達成そして、チームの2年連続日本一という置き土産を残すことができるのだろうか。