プロ野球の世界において2軍は若手を育成するだけでなく、ベテランや不振に陥った選手の調整であったり、故障明けの選手の実戦復帰の場など、様々な立場の選手の集合体だ。はたして各球団はどのような状況の選手に登板機会を与えているのだろうか。各球団の2軍における登板数と投球回数をそれぞれ確認してみたい。

 DeNAの2軍における登板試合数上位は中川 虎大投手(箕島出身)の27試合、池谷 蒼大投手(静岡高出身)の24試合、三浦銀二投手(福岡大大濠出身)の22試合となっている。

 昨シーズン1軍で7試合(先発5試合)に登板していた中川は、全試合中継ぎで起用され23試合に登板し、防御率3.28とまずまずの成績を残して6月9日に1軍昇格を勝ち取った。しかし登板機会がないまま6月23日に登録抹消。今季2軍では計27試合で防御率3.03となっている。

 左の中継ぎ池谷は1軍で6試合に登板し1勝0敗、防御率3.38の成績を残すも、4月29日に登録を抹消された。それ以降は1度も昇格を果たすことができていない。2軍では24試合で防御率2.31と結果を残しており、再びの昇格はありそうだ。

 中川と池谷の2人にルーキーの三浦銀二が22試合で続き、防御率2.97とまずまずの成績を収めている。

 投球回数では阪口 皓亮投手(北海出身)の72.2回がトップ。ここまで14試合(13試合先発)の登板で3勝6敗、防御率3.84の結果を残している。しかし1軍では登板機会が訪れてない。2軍でさらなる結果を残し1軍での先発登板をつかみ取りたいところ。

 ルーキーの徳山 壮磨投手(大阪桐蔭出身)の55回、移籍2年目の有吉優樹投手(東金出身)の48.2回が続く。徳山はオープン戦では中継ぎ起用だったが、ファームでは11試合中9試合で先発起用されている。そのなかで2勝3敗、防御率3.76の内容。今シーズン中の1軍デビューを目指していく。

 有吉は1軍で1試合(5月22日)に登板するも4回3失点で敗戦投手となった。それ以降は1軍での登板機会は1度もない。しかし2軍では10試合(先発9試合)で4勝1敗、防御率2.77と好投しており、再びチャンスが巡ってくる可能性はありそうだ。

<2軍登板数>
27試合:中川 虎大
24試合:池谷 蒼大
22試合:三浦 銀二

<2軍投球回数>

72.2回:阪口 皓亮
55回:徳山 壮磨
48.2回:有吉優樹

※2022年7月30日終了時点

(記事=勝田 聡)