開幕から1ヶ月が経過した。ここまでを見る限りセ・パ両リーグともに独走するチームはなく、まだまだ混戦が続きそうだ。大きく抜け出すチームがない中で鍵を握るのが2軍から上がってくる”上積み”だ。

 故障や来日遅れなど様々な理由で、ここまで1軍での出場がない選手は多くいる。そんな彼らが本来の状態で1軍に上がってくればチームにとってこの上なく大きい。そこでここまで1軍で出番のない主な選手の状況を振り返ってみたい(5月2日現在)。

 開幕から好調な巨人を見ると新外国人投手のアンドリースが1軍で登板がない。2軍では2試合に登板。7回を投げ自責点0と結果を出していたが、4月中旬に夫人の出産で一時帰国していた。すでに再来日しており隔離期間後の調整を経て1軍に合流することになりそうだ。

 昨シーズンからチームに加入した井納翔一も登板がない。2日現在で2軍では6試合で17回を投げ防御率3.71。1軍昇格にはさらなる結果が必要となる。

 鍵谷 陽平中川 皓太の中継ぎ陣も1軍未登板。鍵谷は2軍で調整を行っていたが4月13日の試合でライナーが直撃。その後は登板がない。中川は腰痛を発症していたが長引いており2軍でも登板はない。

 野手陣ではヘルニアの手術から復帰を目指す梶谷 隆幸が未出場。調整中に新型コロナウイルスの陽性判定を受けたこともあり大きく出遅れている。2軍戦での出場もない。オープン戦では1軍に抜擢されていた中山 礼都と秋広 優人の若手2人もここまでは2軍で打率.250前後とまずまずの結果を残している。1軍に昇格された中山の活躍に期待がかかる。

 巨人は首位争いを演じておりチームの状態は悪くない。実績のある選手や若手を焦って1軍に上げる必要はない。じっくりと調整しながら昇格の時を待つことになる。