第86回 習志野高等学校 宮内和也選手2011年11月11日
今夏の甲子園初戦、習志野vs静岡(2011年08月07日)。場面は7回表。習志野は1点を勝ち越し、なおも二死満塁とチャンスが続く。ここで、サードランナーだった宮内 和也は、2球目にベンチから「盗塁」のサインが出たのを確認すると、相手投手が投げたと同時にスタートを切り、一気にホームを陥れた。このワンプレーが、均衡していた試合の流れを習志野に傾けたことは間違いない。3対1とリードした習志野は、このあとさらに3点を追加し初戦を突破。
2回戦以降も、宮内は攻守ともに活躍をみせた。足だけでなく、打っては打率4割超。また遊撃手としても身体能力の高さを感じさせるプレーで観客を魅了した。
今回は、そんな宮内選手に『足を使った攻撃』について語ってもらった。