目次

[1]打倒・私学を掲げ公立校で大阪桐蔭、履正社と対戦
[2]関西を飛び出し全国屈指の名門でプロ目指す


 大学野球界屈指の名門・東洋大に今年もドラフト上位候補の速球派右腕がいる。副主将を務める羽田野 温生投手(4年=汎愛)は最速156キロの直球を武器に主に抑え投手として投手陣を牽引している。

 188センチの長身右腕として汎愛高時代から激戦区・大阪府屈指の投手として注目を集める存在だったが、2018年のドラフトでは指名漏れを経験。4年後の指名を目指し関西を飛び出し東都リーグの強豪・東洋大へ進んだ。現在、最上級生となった浪速の剛腕は2022年の「ドラフト1位」候補まで成長を遂げた。

 羽田野にこれまでの野球人生を振り返ってもらった。

打倒・私学を掲げ公立校で大阪桐蔭、履正社と対戦


 高校時代は激戦区・大阪の公立・汎愛高で「打倒・私学」を掲げ甲子園を目指した。チームの期待を背負い、1年秋から公式戦出場を果たす。デビュー戦の対戦相手は翌年(2017年)の春にセンバツ優勝を果たす大阪桐蔭だった。

「打者のレベルの高さは他とは違うと思いました」。試合には敗れたものの、現中日の根尾 昂内野手から三振を奪うなど、同級生からは安打を許さず自信をつけた。

 高校最後の夏は北大阪大会3回戦で履正社と激突。7回まで1失点と好投も、8回に4失点を喫し1対5で敗れ、甲子園の夢は叶わなかった。

大阪桐蔭履正社とやって、負けたというのは悔しさはありましたが、その中でも自分の通用するところが見つかったのでよかったです」。最速147キロまで伸びた直球を武器にプロ志望届を提出。しかし、羽田野の名前が呼ばれることはなかった。

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