目次

[1]思い通りにいかない3年間
[2]復活と成長のポイントは下半身動作の改善がカギ


 今年の法政大のエースとしてプロからも注目される三浦 銀二福岡大大濠時代は甲子園ベスト8を経験。さらに高校日本代表にも選ばれ、3位入賞に貢献。法政大では現役トップとなる10勝をマークしている。

 今回は法政大での歩みを伺った。

思い通りにいかない3年間


 高校生離れした投球を見せる本格派右腕。ドラフト候補として注目された三浦は、プロ入りするかどうか、最後まで悩んだ。

 「最後まで迷っていましたが、ずっとプッシュしてくれていたのが法政大の当時の監督だった青木監督でした。(福岡大大濠監督の)八木先生と相談しながらどうすべきか悩んでいて、高校入学時からプロに行きたい気持ちはありましたが、青木監督から『大学4年間は遠回りさせないから』と言ってくれて、八木監督も4年間で経験を積んでプロを目指すのもいいんじゃないかと言われて決めました」

 法政大に進んだ1年春から7試合に登板。2勝0敗、防御率2.77と好発進。2年春まで通算7勝。順調に勝ち星をつかむ。それでも三浦は「最初は勢いだったんですけど、打たれる試合も多くなって、凄いところで投げているんだな」とレベルの高さを実感していた。

 3年は春、秋ともに防御率2点台なものの、未勝利に終わる。この1年が一番苦しい時期だった。

 「何やってもうまくいかない。自分がどうすればいいかわからない。フォームのことで悩んで、結果的に打者に立ち会えない。相手に向かっていく姿勢ではなく、不安のまま投げていた試合が多かった。非常に反省点が多かったシーズンでした」

 3年冬が終わって、三浦は自分の投球の軸は何かと考えた時、やはり「直球」にいきついた。
 「自分がどうしたいかを考えた時、やはり直球を軸に投球していきたいと思いました。

 

 レベルが上がっても通用できるような直球を投げたいと思ってて、3年生の自分は、直球をしっかり投げれるようなフォームでは無いなと思って、フォームの見直しから始めました」

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