第1195回 3世代で甲子園を経験!奥村真大(龍谷大平安)の持ち味は類まれな勝負強さ【前編】2020年07月03日

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【目次】
[1]3世代で甲子園出場の奥村一家で順調に才能を伸ばす
[2]二度目の甲子園で勝負強さを魅せるも、名門校の主将の重圧に苦しむ


 プロ注目の強打者として知られている龍谷大平安奥村 真大
 プロ野球選手である兄・展征(ヤクルト)の背中を追ってプロ入りを目指している。甲子園でも活躍を見せた奥村にこれまでの高校野球生活とプロ入りへの想いを聞いた。

3世代で甲子園出場の奥村一家で順調に才能を伸ばす



奥村真大(龍谷大平安)

 滋賀県甲賀市出身の奥村は野球一家に生まれ育った。祖父の展三さんは甲賀(現水口)の監督として1968年春に甲子園出場、父の伸一さんは甲西の選手として85年と86年に夏の甲子園に出場、86年には大会第1号本塁打を放っている。その後も近大、プリンスホテルで現役を続け、2018年度まで甲西の監督を務めていた。

 7歳上の兄・展征は2013年夏に日大山形の4番遊撃手として2回戦の日大三戦で本塁打を放つなど、チームの4強入りに貢献。卒業後はドラフト4位で巨人に入団し、翌年からはヤクルトでプレーを続けている。

 こうした家庭環境もあり、「3歳の頃からティーバッティングをしていました」と物心つく前から野球に親しんでいた。小学5年生の時に展征が甲子園に出場した際にはアルプススタンドで応援していたそうだ。

 奥村にとって兄は尊敬する存在であると同時に「中学、高校となるにつれて兄に負けたくないという気持ちが出てきた」と良き目標となっていた。中学では草津リトルシニアに所属し、関西選抜に選ばれるほどの選手に成長。県内外の強豪校から誘いが来るようになった。

 当初は兄と同じ日大山形に進むことを考えていたが、龍谷大平安の練習を見学した際に原田英彦監督から「俺と一緒に日本一にならないか」と口説かれたことで入学を決意。近畿屈指の名門校で腕を磨くことにした。

 龍谷大平安では1年夏から甲子園でベンチ入りし、3回戦の日大三戦では最終回に代打で登場。「ビックリするくらいの人がいて、あんなところで兄も父もやっていたのかと思ったら緊張しすぎて何も考えられなかった」と三塁ゴロに終わったが、もう一度甲子園を目指すモチベーションになった。

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