第1192回 超前向きな世代屈指の遊撃手・土田龍空(近江)。名将も評価するメンタルの強さを武器に躍動を【後編】2020年07月02日

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【目次】
[1]打撃面でも木製バットで練習。練習試合で本塁打を打つなど仕上がりは順調
[2]指揮官も驚かせた土田の切り替えの早さ


 世代屈指の遊撃手として名高い土田 龍空近江)。1年夏から正遊撃手の座を掴み、甲子園でも攻守にハイレベルなプレーを見せた。最後の夏に甲子園でプレーすることはできなかったが、既に今秋のプロ入りに向けて気持ちを切り替えている。

 最上級生となってからは主将となり、この1年間で心身ともに大きく成長した。後編となる今回は、現在の課題やプロ入りに向けた想いなどについて伺った。

前編はこちらから!
世代屈指の遊撃手・土田龍空(近江)。社会人の練習参加、意識改革で守備のレベルは急上昇【前編】

打撃面でも木製バットで練習。練習試合で本塁打を打つなど仕上がりは順調



土田龍空(近江)

 超高校級の守備を誇る土田だが、高校通算28本塁打を誇る打撃面も魅力である。土田はプロ入りを見据えてこの冬から木製バットで打撃練習を行っており、「木製の対応はほぼできていると思います」とバットの対応にも自信を見せている。

 その中で「自分はまだまだ力がないので、どうしたら打球が飛ぶのかであったり、下半身の使い方を工夫して打球のスピードを速くしていきたいと思います」と課題を持って練習に取り組んでいる。

 土田の打撃について多賀章仁監督は長所と短所をこう指摘する。

 「まず彼が良い時というのはインコースに対してもバットが内側から出て、しっかりと肘を畳んでコンパクトに捉えた時の打球は素晴らしいものがあります。

 ただ、課題なのは打つ時に長打を打ちたいがために、テークバックを大きく取って、捻りを入れすぎた打ち方になる時があります。そうなるとロスが生じて結果が良くないので、改善事項があるので、さらに良くなることを期待しています」

 攻守ともに昨年よりも成長する姿を見せるはずだったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、春季大会は中止。近江も3月から5月までは一時期を除き、練習できない時期が続いた。

 休校期間中は近所にある砂浜でのダッシュやジムで筋力トレーニングに励んでいた。「家にいるからできないのではなく、家にいるからこそやれることを自分で探してやっていました」と気持ちを切らすことなく、鍛錬を続けてきた。

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