目次

[1]強豪・愛工大名電への挑戦。先輩・濱田達郎から学んだこと
[2]スピード向上でタイトル獲得。自信になった大学3年秋
[3]目標はヤクルト・石川投手のように小柄でも勝てる投手

 愛工大名電時代に甲子園出場を果たした東 克樹は立命館大で球速を10キロアップさせるなど大きく成長。リーグ戦で史上初となる2度のノーヒットノーランを達成し、日本代表でもエースとして活躍した。ドラフト1位での指名が確実視されている小柄な左腕に、これまでの歩みを聞いた。


強豪・愛工大名電への挑戦。先輩・濱田達郎から学んだこと

東 克樹(立命館大)

――愛工大名電に進んだきっかけを教えてください。

東 克樹(以下、東):三重県から出たいとうか、愛知の189校いる中でその中で強豪のチームの中で、激しい競争、レギュラー争いでもまれたいと中学校の時に思ったので。

――寮生活はいかがでしたか?

東:携帯禁止やったんで、そういう生活慣れてなかったので最初は大変でしたね。慣れたらもうみんないるんで飽きることなく楽しい寮生活でした。
いい経験になったし、今の時代では中々経験できないような公衆電話から電話したりもあったんで。上下関係も厳しくはないですけどしっかりはしてたんで、自分を作ることができました。

――立命館大の寮と比べてどうですか?

東:実は言うと、愛工大名電の方が快適です。立命館大は電化製品とかあるんでそういう面はいいです。ただ愛工大名電の方が施設は良く、野球の環境に関しては名電の方が良かったなと思います

――高校時代の指導者の教えで大事にしていることは何ですか?

東:トレーニングですね。メディシンボールボールを使ったトレーニングのおかげで球速も上がりましたし、それを大学でもう一回取り入れたことで成長したんで高校時代に教えてもらってよかったなと思います。

――具体的にどんなトレーニングですか?

東:ランジだったり足の切り替えしのトレーニングだったりですね。

――1学年上の濱田 達郎投手(現中日)はどんな先輩でしたか?

東:あんまり顔に出さないタイプでしたね。オンとオフがはっきりしている選手でした。

――先輩から学んだことは?

東:試合でのポーカーフェイス、表情を崩さない。感情が出るのもいい部分もあると思いますけど、浜田さんからはそこを学びました。

――東君もマウンドでは表情を出さないようにしているんですか?

東:そうですね。浜田さんを見て、そういうことを覚えたんで。

――関西大との1回戦、血豆の影響で途中降板しましたがその時も表情には出さず投げていたんですか?

東:堪えていました。痛かったですけど(笑)スカウトもいっぱい来てたんで。