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[1]「ガタイが凄い」選手ばかり
[2]主力選手たちが実感するウエイトトレーニングの効果

[1]「ガタイが凄い」選手ばかり
[2]主力選手たちが実感するウエイトトレーニングの効果

主力選手たちが実感するウエイトトレーニングの効果

 佐藤はこのように振り返る。
「新チームがスタートした時、金沢監督から『お前らはウエイトトレーニングの取り組みが甘い』と叱られまして、そこからみんなで話し合って、ウエイトトレーニングや食事の取り組みを改めました」

 明秀日立は1日お米を最低1キロ食べるのがルールとなっている。佐藤は一キロ食べた後、補食でより食べて、さらにトレーニングも1つずつ動作を意識して行うようになった。すると5キロ増量に成功し、飛距離もアップ。茨城県大会・関東大会で計3本塁打を打つまでに成長した。

 また猪俣もウエイトトレーニングで伸びた選手だ。猪俣も5キロほど増量に成功。変わってきたのは球速で、最速142キロまでレベルアップ。筋力が増えたことでスタミナアップも実感している。
「自分は試合展開で力の入れ加減を行っているのですが、前提となる体力、筋力がなければそれもできないので、しっかりとウエイトトレーニングをやったことで1試合投げきることができるようになったと思います」

 小久保も4キロ増量。ウエイトトレーニングの効果もあり、長打力が伸びただけではなく、スローイングが良くなったことを実感している。「自分がずっと課題にしていたのはスローイングなので、ウエイトトレーニングをしっかりとやったことで強い送球ができるようになっています」

 小久保のバウンド処理の上手さと強肩が分かるプレーがあった。準々決勝の健大高崎戦では、三塁線に飛んだ難しいバウンドを処理して、ダイレクトスローでアウトにしていた。

 豊富な技術練習、トレーニングによって、明秀日立の選手たちは高いフィジカルとテクニックを身に付けているのだろう。誰もが羨む体格から驚きのパフォーマンスを見せる明秀日立ナインは関東大会準決勝以降、どんな戦いを見せるか楽しみだ。

(記事:河嶋 宗一