篠崎 大耀、菰田 朝陽

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令和5年度 第76回春季千葉県高等学校野球大会
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 第76回春季千葉県高校野球大会が22日から開催されている。シード校の戦力、ノーシードながら注目の学校を紹介していきたい。

 昨年秋ベスト4の市立船橋では、注目のスラッガー・篠崎 大耀外野手(3年)が昨秋の県大会で3本塁打を記録した。打たせて取る投球が光る稗田 真都投手(3年)、140キロを超える速球が持ち味の工藤 将祐投手(2年)の2枚看板に注目。堅い守備力も持ち味で、安定した戦いが期待できそうだ。

 初戦の相手は八千代銚子商の勝者。銚子商ではプロ注目の遊撃手・押本 柊也内野手(3年)の成長が著しい。横芝敬愛戦で本塁打を放ち、守備範囲が広く、スローイングも着実に良くなった。

 千葉経大附vs柏南のカードや、西武台千葉と実力校が集うブロックも見逃せない。

 昨秋は初戦敗退を喫したものの、打力、機動力は県内トップレベルの習志野。例年通り、継投策でつなぎながら、少ないスキを突いて徹底的に得点を奪い、試合の主導権を握っていく試合運びは健在だ。昨年から正捕手として出場する鈴木 海偉捕手(3年)などがどれだけ底力を発揮できるか。初戦はしぶとい試合運びが光る千葉明徳と強打の東海大浦安の勝者と対戦する。

 本格派右腕の鈴木 駿介投手(3年)や、高い守備力を秘めた久保山 武蔵内野手(2年)を中心にしぶとく勝ち上がる志学館は、近年、実力をつけている茂原北陵木更津の勝者と対戦する。

 秋ベスト4の拓大紅陵は、検見川と昨秋ベスト16の県立船橋の勝者と対戦。抜群の脚力を誇る菰田 朝陽外野手(3年)は全国トップレベルの快足を持つ。その他、シャープな打撃と堅実なスローイングを見せる小藤田 朔也捕手(3年)、パワーヒッターの永嶋 七海内野手(3年)、強肩遊撃手の川上 輝良内野手(3年)と各野手のレベルの高さも県内上位だ。昨秋より投手力が大きくレベルアップできているかに注目が集まる。

 県立船橋はパワフルな打撃と130キロを超える速球が持ち味の三上 光投手(3年)に注目だ。

 センバツベスト8の専大松戸県立千葉市立松戸の勝者と対戦する。専大松戸は151キロ右腕・平野 大地投手(3年)以外の投手が経験を積み、安定して試合を作れるレベルまで持っていけるか。また、センバツで課題が見えた連係や、基本的な守備技術向上を図り、盤石な試合運びができるか。さらに投手を攻略するためにしつこい攻めをすることができるかに注目される。センバツから成長したと思わせる試合運びを期待したい。

 同ブロックの千葉学芸は、技巧派左腕・四釜 臣典投手(2年)を中心として投手陣の打たせて取る投球が持ち味。前チームからの経験者も多く、手堅い野球を見せる。