目次

[1]作新学院・智辯和歌山ブロック/彦根総合・山梨学院ブロック
[2]履正社・専大松戸ブロック/広陵・社ブロック
[3]大阪桐蔭・能代松陽ブロック/東海大菅生・沖縄尚学ブロック
[4]報徳学園・東邦ブロック/仙台育英・慶應義塾ブロック

大阪桐蔭・能代松陽ブロック



大阪桐蔭(大阪)vs敦賀気比(福井)。この2校の実力が抜きん出ている。大阪桐蔭はエース・前田が本来の実力を発揮し、試合に入ることができるか。巧打者揃いの敦賀気比も打ち合いに持っていきたいところ。

 どの学校も投手が持ち味を発揮し、良いリズムで入っていけるかに尽きる。2年連続のセンバツ優勝を狙う大阪桐蔭は、前田が順調に機能すれば、それ以外の投手陣のレベルも高いだけに、うまく運用できる可能性がある。

本命 大阪桐蔭
対抗 敦賀気比

東海大菅生・沖縄尚学ブロック



このブロックはかなり熾烈な争いとなりそうだが、5校には確固たるエースがいるという共通点がある。

 東海大菅生(東京)には、日當 直喜投手(3年)、大垣日大(岐阜)には、山田 渓太投手(3年)、沖縄尚学(沖縄)には、東恩納 蒼投手(3年)、クラーク記念国際(北海道)は、新岡 歩輝投手(3年)、城東(徳島)には清重 登揮投手(3年)という好投手がいる。城東には岡 一成投手(2年)もいるが、他の4校はエースたちの実力が抜きん出ていて、控え投手はいるものの、エースを軸とした戦いになり、拮抗とした勝負が予想される。

 その中で、大会日程に余裕があり、連投を重ねるごとに調子を発揮する日當擁する東海大菅生が有利と考える。守備も堅く、走塁技術も高い。守り勝つ野球で勝ち上がりそうだ。

 対抗は沖縄尚学。投打にわたる総合力の評価は高い。ただ1回戦からの登場で、日程的にもタフな戦いにならざるを得ない相手が続く。もし4校ブロックの組み合わせであれば、堂々の本命として推していた。

本命 東海大菅生
対抗 沖縄尚学