11月25日、高校の部の決勝戦が行われる。今回は大阪桐蔭vs広陵の一戦が行われる。ともに初優勝を目指す一戦の見所を紹介したい。

 広陵は大会300号を放った3番内海 優太は、広角に鋭く打つことができるクラッチヒッターで、4番真鍋 慧は打率.500を残しており、打撃好調をキープ。下級生時代から長打力を期待されていた中川 将心が準決勝で3打数3安打をマークし調子を上げている。

 エース・森山 陽一朗は角度のある直球、縦変化球の切れ味は抜群だが、汲々とした投球内容となっており、失点は覚悟したほうが良さそう。また強肩捕手・大山 陽生の捕球技術、勝負所のリードが勝敗の鍵を握りそうだ。

 一方、大阪桐蔭の1年生左腕・前田 悠伍は今大会、13回で17奪三振、2失点と抜群の安定感を示しているが、やはり連投になるとボールの球威が落ちており、強力な広陵打線になると失点は覚悟。2年生投手の奮闘も大きな鍵であり、選抜や前田の将来を見据えると、そう願いたい。

 打線は4番・海老根 優大など長打力のある打者が揃っており、ここぞという場面の爆発力は非常に脅威。多少失点をされてもそれを取り返す強打を期待したい。

 両校の全国大会の対決は2017年国体決勝以来。7対4で広陵が勝利して優勝を収めている。神宮枠がかかった決勝戦はハイレベルなゲームが期待できそうだ。

(記事:河嶋 宗一