20日から明治神宮大会がスタート。昨年はコロナ禍の影響で開催されなかったので2年ぶりの実施となる。高校の部では、全国10地区の優勝チームが参加。夏が終わり、新たなチームとして出発して最初の全国大会となり、来年春のセンバツを占う意味でも、注目される。

 各地区大会を勝ち抜いた10校のデータをもとに打者のランキングを紹介する。各地区によって実力の差があり、試合数も違うことから、単純に順位付けをすることがすべてを反映しているわけではないだろうが、大きな特徴は見て取れる。対象の打者は規定打席(チーム試合数×3.1)以上。(※学校名の右は地区大会決勝の打順)

<打率上位ランキング>
1位 .625 辻 天成内野手(2年=明秀学園日立8番)
2位 .600 松永 陽登投手(2年=日大三島4番)
3位 .583 中上 息吹外野手(2年=九州国際大付2番)
4位 .545 齋藤 誠賢外野手(2年=國學院久我山1番)
5位 .538 黒田 義信外野手(2年=九州国際大付1番)
6位 .533 濵野 孝教内野手(1年=敦賀気比1番)
6位 .533 谷口 勇人外野手(2年=大阪桐蔭2番)
8位 .529 金原 颯外野手(2年=クラーク記念国際2番)
9位 .500 小久保 快栄内野手(2年=明秀学園日立7番)
9位 .500 木津 寿哉内野手(1年=國學院久我山2番)
9位 .500 春山 陽登外野手(2年=敦賀気比3番)
9位 .500 大山 陽生捕手(2年=広陵7番)

 打率5割を超えている選手が12人。明秀学園日立(関東・茨城)と日大三島(東海・静岡)は一番少ない3試合なので少し有利な状況ではあるが、トップの辻は8打数5安打、2位の松永は10打数6安打をマークした。逆に一番多い6試合を消化した國學院久我山(東京)で、.545をマークした齋藤の22打数12安打は称賛に値する。

<打点上位ランキング>
1位 10 松永 陽登投手(2年=日大三島4番)
2位 8 下川邊 隼人内野手(2年=國學院久我山5番)
2位 8 木津 寿哉内野手(1年=國學院久我山2番)
4位 7 佐倉 侠史朗内野手(1年=九州国際大付4番)
4位 7 齋藤 誠賢外野手(2年=國學院久我山1番)
4位 7 真鍋 慧内野手(1年=広陵4番)
7位 6 白井 賢太郎内野手(1年=九州国際大付6番)
7位 6 西野 啓也捕手(2年=高知5番)
7位 6 中上 息吹外野手(2年=九州国際大付2番)
7位 6 越智 飛王内野手(2年=クラーク記念国際6番)
7位 6 大野 良太外野手(2年=國學院久我山7番)

 打率と違って、試合数が多い方が有利な打点だが、日大三島の松永は3試合の10打点でトップ。準決勝・大垣日大(岐阜)戦の満塁弾が大きかったが、初戦での同点打、決勝のダメ押し打と、エースで4番の責任をしっかり果たしている。また1年生が4人もランクインした。

 本塁打については九州国際大付(九州・福岡)の1年生4番・佐倉が2本を放っているのが最高。その他、17人が本塁打1本を記録している。

 試合数が多いほど有利にはなるが、塁打数と盗塁もランキングにしてみた。

<塁打数上位ランキング>
1位 17 齋藤 誠賢外野手(2年=國學院久我山1番)
1位 17 黒田 義信外野手(2年=九州国際大付1番)
3位 14 内海 優太外野手(2年=広陵3番)
4位 13 木津 寿哉内野手(1年=國學院久我山2番)
5位 12 下川邊 隼人内野手(2年=國學院久我山5番)
5位 12 谷口 勇人外野手(2年=大阪桐蔭2番)

<盗塁上位ランキング>
1位 7 上田 太陽内野手(2年=國學院久我山3番)
2位 5 濵野 孝教内野手(1年=敦賀気比1番)
3位 4 木津 寿哉内野手(1年=國學院久我山2番)
4位 3 松本 桂弥外野手(2年=高知7番)

 トータルで見ると、國學院久我山の木津がすべてで上位にランクインした。東京都大会決勝で4打数4安打の固め打ちもあったが、2番打者として、チャンスメークから得点にからむ活躍を見せているようだ。

 ランキング上位には入らなかったが高校通算47本の1年生スラッガー、花巻東(東北・岩手)の3番打者・佐々木 麟太郎内野手は4試合で打率.385、4打点、1本塁打、10塁打の成績を残している。「高校通算48号」が飛び出すかどうか。