7月28日、第103回神奈川決勝戦が行われる。今回は横浜vs横浜創学館と横浜地区同士の対決となった。そんな決勝戦の見所について紹介したい。

 横浜涌井 秀章とバッテリーを組んでいた村田監督が就任してから着々と力をつけてきた。今年は継投策で勝負する。

 安定感が高い右の好投手・山田 烈士、ドラフト候補に挙がる大型左腕・金井 慎之介、右投手・田高 康成、1年生左腕・杉山 遙希の4投手でつなぐ。打線は、1年生遊撃手・緒方 漣が核弾頭を務め、打者としても鋭い打球を連発する金井、強打の捕手・立花 祥希、大型外野手・安達 大和を中心に破壊力抜群の打線は全国レベル。ここまでの全試合コールド勝ちで勝ち上がっている。

 一方、横浜創学館は最速149キロ右腕・山岸 翠が5回戦から3試合連続完投勝利。伸びのある快速球、スライダー、カットボール、シンカーを使い分ける右サイドで、横浜打線も苦労しそうだが、5回戦以降、いずれも接戦の試合運びになってしまい、山岸に負担を掛ける形となってしまった。準々決勝の日大藤沢戦でも5回戦の相模原弥栄戦と比較すると球威がなく、平均球速ががたっと落ちた時は注意。継投策もポイントになりそうだ。

 現状、横浜創学館横浜に勝利するには打ち合いに持っていくしかないだろう。出塁率が高い核弾頭・倉谷 快誓、勝負強い長井 俊輔を中心につながった時の破壊力は脅威だ。

 現状でいえば、投手陣の層が厚く、思い切って継投策で勝負できる横浜のほうが戦いの幅が広く有利といえる。横浜創学館は総動員で勝負をして、打ち合いに持っていきたい。

(文=河嶋 宗一