第955回 八戸学院光星vs智辯学園の一戦に要注目!大会7日目4試合の見所!2019年08月12日

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[1]宇和島東(愛媛)vs宇部鴻城(山口)/海星(長崎)vs聖光学院(福島)
[2]智辯学園(奈良)vs八戸学院光星(青森)/神村学園(鹿児島)vs高岡商(富山)



武岡龍世(八戸学院光星)写真:共同通信 坂下 翔馬(智辯学園)

第3試合 智辯学園(奈良)vs八戸学院光星(青森)

 強打のチーム同士の対決となった。どちらも投手力は全国レベルなのだが、それを上回る強打を持っている両校なのだ。奈良大会12本塁打を放っている智辯学園は5本塁打の3番・坂下 翔馬、1番で先頭打者本塁打もたびたび記録する塚本 大夢、走攻守のスキルの高さはチームトップクラスの外野手・白石 陸など野手のタレント度は出場校トップクラス。投げては135キロ前後の速球を投げ分ける山本 奨人、切れのある130キロ台の速球を投げ込む西村 王雅、140キロ台の速球を投げ込む小畠 一心と投手陣の顔ぶれも充実している。

 一方、八戸学院光星下山 昂大が一回戦で満塁本塁打を打っているようにどの打者も本塁打が打てるのも強み。当たりがなかった近藤 遼一原 瑞都の2人の活躍にも期待がかかる。

 また調子を上げている武岡 龍世も初戦に続き一打を打てるか。投手陣では初戦で登板がなかった左腕・横山 海夏凪のピッチングがカギとなりそう。スライダーを低めに集められる実戦派。こういう打撃力のチームは交わしてさらに制球力が高い左腕がいると大きな強みとなる。仲井監督は「総力戦で臨みます」と語ったように、試合序盤、中盤、終盤を分けてゲームプランを行い、その通りにできたチームが制するだろう。

 両校のチーム力を考えると、4点~10点勝負の振れ幅が大きいゲームとなりそう。シーソーゲームになるかもしれないし、一気にビッグイニングになるかもしれない。展開が読めないゲームとなりそうだ。

第4試合 神村学園(鹿児島)vs高岡商(富山)

 神村学園はエース・田中 瞬太朗が安定している。もし登板となれば、中5日での登板になるが、初戦に続き、内外角をついた制球力重視のピッチングを見せていきたい。二遊間を中心にバックの守備は堅く、甲子園になれた2戦目は守備ミスからの失点も少ないだろう。打撃も田中 大陸古川 朋樹など初戦で当たっていた選手を中心に前半から仕掛ける攻撃を見せていきたい。

 対する高岡商は俊足・森田 朝陽の巧打力、走塁技術、2番・井林 泰雅の打撃力、4番・堀 裕貴の長打力は前評判通りでクリーンナップの迫力は神村学園より上回っており、勢いにのっている1年生ショート・石黒 和弥の打撃力も楽しみだ。投手陣は右サイドの荒井 大地は交わす投球がどこまで持つか。速球派右腕・堀につなぐタイミングも重要となりそうだ。

 神村学園は初戦に続き、早い段階からリードを広げ、盤石な試合展開に持っていけるか。高岡商は試合序盤から仕掛けて、神村学園の猛追をしのげるほどの打ち勝つ野球を見せていきたい。

組み合わせ日程はこちら
第101回全国高等学校野球選手権大会

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神村学園 【高校別データ】
聖光学院 【高校別データ】
高岡商 【高校別データ】
智辯学園 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
八戸学院光星 【高校別データ】

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プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
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