目次

[1]石見智翠館の連覇で幕を閉じた春季島根県大会
[2]今大会を彩った、“ルーキー”3人

 石見智翠館の連覇で幕を閉じた春季島根県大会。大会の印象的な場面、活躍選手の振り返りを中心に、大会の総括を行いたい。

石見智翠館の連覇で幕を閉じた春季島根県大会

 

 昨年は、本格派右腕2枚を揃える投手陣を中心に優勝を果たした石見智翠館だったが、今大会は高い打力で、頂点まで上り詰めた。

 中でもインパクトのある活躍を見せたのが、4番を任された水谷 瞬。昨秋は主に「6番・左翼」での出場だったが、今大会から一塁にコンバート。豪快なスイングで、準決勝・開星戦、決勝・立正大淞南戦と2試合連続で、豪快な一発をレフトスタンドに突き刺した。

 

 準優勝の立正大淞南は、堅守と徹底された走塁を武器に、決勝まで勝ち上がった。走者三塁の場面を作り、内野ゴロでも本塁を陥れるスタートを徹底。効率良く得点を奪う攻撃が印象的だった。背番号10ながら主戦級の活躍を見せた新田流生は、両サイドへの高い制球力で打者を翻弄。連投となった決勝でも、球威は衰えなかった。昨秋、無念の初戦敗退から盛り返した立正大淞南。夏にピークを持ってくるチーム作りに定評があるだけに、今夏も期待できそうだ。

 

 昨秋優勝の開星は、準決勝で石見智翠館に乱打戦の末、惜敗。秋春連覇とは成らなかったが、準決勝では9得点、3位決定戦でも10得点と、打線の破壊力は石見智翠館と比べても引けを取らない。6月に控えている山陰大会で結果を出し、夏連覇に向けて弾みをつけたいところ。