目次

[1]どれだけ練習で頑張って伸びていくかがポイント
[2]秋季大会ベスト4の原動力はエースの森陽生


 第103回全国高等学校野球選手権千葉大会でベスト4進出を果たした八千代松陰。新チームとして迎えた秋季大会も、勢いそのままに準決勝へ進出し、これで2季連続のベスト4となった。甲子園2度出場の実績を持つ実力校が、その強さを改めて示した。

 選手たちはどんな思いで夏をスタートし、秋季大会に臨んだのか。そして甲子園出場への思いにも迫った。

どれだけ練習で頑張って伸びていくかがポイント


 千葉県八千代市に学校がある八千代松陰。キャンパスの広さは15万m²を超え、東京ドーム3つ分に相当する。競技別の10のグラウンドや第1・第2体育館、プールにテニスコート、全面人工芝のサッカーグラウンドなど豊富な施設が揃っており、関東圏内でも屈指の敷地と設備が自慢だ。

 硬式野球部は、第1グラウンドと呼ばれる専用球場を使用しており、スコアボードには創設に尽力した初代監督であり、同校の校長にも就任した故山下章氏の名を冠して「YAMASHITA BALLPARK」と記されている。

 現在、チームを指導するのは沖縄県出身の兼屋 辰吾監督。沖縄尚学では正捕手として3年春、夏と2度の甲子園出場の実績があり、筑波大でも主にリードオフマンとして活躍。2017年春に八千代松陰の監督に就任すると、2018年に清宮 虎多朗投手(楽天育成1位)、2019年に長岡 秀樹内野手(ヤクルト5位)と4年間で2名のプロ野球選手を輩出し、チームとしても県大会で準優勝1度、ベスト4は3度、そしてベスト8も3度と着実に実績を積み重ねている。

 新チームは、旧チームからの二遊間がそのまま残り「守備面は例年よりも安定している」と兼屋監督も手応えを口にしたが、結果として秋季千葉県大会準決勝では攻撃でも守備でもミスが出て木更津総合に4対8と逆転負けした。
 兼屋監督は、チームとしての全体的なレベルアップを選手たちに求めている。

 「うちは毎年力のある選手がいるわけではありません。その中で、どれだけ練習で頑張って伸びていくか、まとまっていくかがポイントになると思います。
 打撃でも得点は取っていますが、ボテボテの当たりがセーフになったり、相手のミスによるものも多くあります。まずはしっかりバットを振れるように練習をやっています」

PHOTO GALLERY フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。