今春の甲子園に初出場し、1勝を挙げた京都国際。その勢いは留まるところを知らず、春の京都大会でも優勝を果たしている。春夏連続の甲子園を目指す京都国際の春の戦いぶりと夏に向けての課題について迫った。

甲子園初勝利の喜びより敗戦の悔しさ


 センバツでは1回戦で延長10回の末に5対4で柴田に勝利。2回戦の東海大菅生戦では9回二死までリードを奪っていたが、逆転サヨナラ打を打たれて、惜しくも8強入りを逃している。

 初めての甲子園を振り返り、小牧憲継監督は「良いところもありましたが、全国で戦うには至らない点がたくさん見つかりました」と話す。投手陣の柱である平野 順大森下 瑠大(ともに2年)も「悔しい気持ちの方が大きい」と口を揃えており、1勝できた嬉しさよりも8強入りできなかった悔しさと自分たちの力不足を実感する大会となった。

 春に甲子園を経験すると、満足感や高揚感で一時的にチームが浮つくこともあるが、京都国際にはそうした様子は見られなかった。それどころか、「もっと上手くなろう、強くなろうという意識は感じています」(小牧監督)とチームの士気はより高まっている。