目次

[1]独自大会へ向けて、全学年にキーマンが揃う
[2]選手の能力を引き出す指導者スタッフも充実

 昨夏、京都大会準優勝を果たし、今年も早 真之介釣 寿生の2人のドラフト候補を揃える。そんな京都国際の戦力や、選手の成長を支えるスタッフ陣について迫っていく。

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近年、急上昇中の京都国際。甲子園出場するための課題と冬の取り組みに迫る【前編】

自大会へ向けて、全学年にキーマンが揃う



 5月末には京都府で代替大会の開催が決まったが、どのように臨むかはまだ結論が出ていない。「ベストメンバーで戦いたい」、「3年生中心で戦いたい」、「上を見据えて木製バットで戦いたい」など、3年生の中でも意見はそれぞれ分かれているようだ。取材の2日後に8ブロックあるいは16ブロックに分けてのトーナメント戦が実施されることが発表されたが、どのような戦い方をするのだろうか。

 その一方で1、2年生は「野球小僧が多いので、目がキラキラしている」(小牧監督)と元気にグラウンドを駆け回っている。2年生では金森 塁は140キロを超えるストレートを投げる本格派左腕として期待がかかる。中川 勇斗は強打が武器の捕手で、秋以降の主軸候補。春は金森が登板する際に中川がマスクを被り、釣を一塁手に回すというプランもあったようだ。



プロ入りした上野響平の弟・上野楓真

 1年生にも人材が揃っている。上野楓真はプロ入りした上野 響平の弟で、同じ遊撃手。技術面ではまだ兄に見劣りするが、「体の力は弟の方が上」と小牧監督は潜在能力の高さを認める。将来的にはチームを支える存在となっていることだろう。

 投打の柱として活躍が期待されているのが森下 瑠大平野 順大だ。左投左打の森下は投打ともにしなやかさがあり、右投右打の平野は安定して130キロ台後半のストレートを投げることができる。秋以降はこの二人が金森とともに投手陣の軸となり、中川とクリーンアップを組む構想を小牧監督は立てている。来年以降もドラフト路線で楽しませてくれそうだ。