巨人の育成選手はいろんな選手が混在しているが、12球団の中でも育成選手のレベルの高さはトップクラス。今回はカテゴリー分けして紹介をしていきたい。後編は野手編だ。

【捕手】
坂本 勇人唐津商
大津 綾也北海
亀田 啓太東海大甲府ー東海大)
前田 研輝(広島工ー駒澤大)

 

 坂本は昨年、3軍で野球選手としての基礎を磨いていった。体の強さがあり、抜群の強肩が持ち味。今季は2軍での出場機会を増やすことができるか。大津は高校生だった昨年からトップクラスのスローイングを誇る強肩捕手だが、とにかく打撃が課題。ミートセンスは悪くないので、基礎を身に着けていきたい。

 亀田も強肩で、パンチ力ある打撃は魅力だが、プロのスピードについていくにはまず1年は必要となりそうだ。前田は昨季2軍で21打数5安打に終わったが、パンチ力ある打撃と強肩が持ち味。

【内野手】
加藤 廉(島田工ー東海大海洋学部)
勝俣 翔貴東海大菅生ー国際武道大ーオリックス)
J.デラクルーズ(サンペドロ・セナペド高)
黒田 響生敦賀気比
岡本 大翔米子東
増田 陸明秀日立
香月 一也大阪桐蔭ーロッテ)
平間 隼人鳴門渦潮―徳島インディゴソックス)
E.ウレーニャ(クロスオーバー高)

 今年の内野陣で最もリードしているのが香月だろう。昨年、自己最多の3本塁打を放ったものの、左肩の手術もあり、リハビリ中。復帰して、2軍で別格の打撃成績を収めれば出番は巡ってくるだろう。また、オリックスから移籍した勝俣も期待のスラッガー。高校時代から素質の高さは光っていただけに、しっかりと技術を改善し、飛躍したい。

 昨年ファームで打率.302をマークした平間も期待の好打者。脚力も高い選手で、走れて打率も残せるところをアピールしたい。身体能力が高い加藤は昨季、2軍で42試合に出場した左の好打者。2年目はさらに数字を伸ばす予感がある。

 この1年で結果を残したい増田、黒田の高卒4年目内野手コンビは競争を勝ち抜けるか。2年目の岡本は期待の和製大砲。3軍からでも本塁打を量産する姿を見せたい。

 ウレーニャは昨季ファームで10本塁打。1軍試合経験もあるだけに2軍で別格の打撃成績を残したい。デラクルーズも今年で18歳だが巨人の環境でしっかりと成長を見せていきたい。

【外野手】
鈴木 大和北海ー北海学園大)
笹原 操希上田西
J.ティマ(フアン・ホセ・ドゥアルテ高)
保科 広一遊学館ー創価大)
伊藤 海斗酒田南

 新人では俊足外野手の鈴木、強肩巧打の高卒外野手・笹原が加入。まだ今年18歳となるティマもこの1年で大きくスキルアップした姿を見せたい。

 ポテンシャルが高い大型外野手・保科、伊藤も打撃でアピールしたい選手だ。

 野手は実績豊富な香月、ファームでも打率が高い平間の2人が支配下登録に近い選手ではないだろうか。まだ時間がかかる選手が多く、支配下登録するには急成長と判断できる成績が必要だ。この1年通してそういう選手が出てくることを期待したい。