目次
[1]1998年世代
[2]1999年世代/2000年世代

 近年の野球界は若手のスターが球界を席巻しつつある。その発端は大谷 翔平だと思う。高卒2年目で10勝・10本塁打を放ち、そのまま超一流の階段を上っていったように、大谷に続くように、1995年世代以降の選手たちが球界を席巻しつつある。

 現在の若い選手はNPBに入っても、高卒初年度からそれなりのパフォーマンスが出来る選手が多いのだ。2020年以降、野球界のレベルをさらにレベルアップさせるであろう1994年世代以降のトップレベルの選手を紹介。今回は1998年世代からミレニアム世代まで。

1998年世代(1998年4月2日~1999年4月1日まで)


 ドラフト前には98年世代は投手豊作というコラムを記載したが、ここまでの活躍を見ると期待以上の結果を残し、むしろ大卒投手より結果を残している。

 もう一度、2016年ドラフトで本指名された高卒投手を整理しよう。

ドラフト1位
東京ヤクルト・寺島 成輝
北海道日本ハム・堀 瑞輝
埼玉西武・今井 達也
東北楽天・藤平 尚真

ドラフト2位
広島東洋・高橋 昂也
福岡ソフトバンク・古谷 優人

ドラフト3位
阪神・才木 浩人
東京ヤクルト・梅野 雄吾
千葉ロッテ・島 孝明

ドラフト4位
横浜DeNA・京山 将弥
阪神・濱地 真澄
オリックス・山本 由伸



左から、高田萌生、藤嶋健人、アドゥア誠、大江竜聖選手

ドラフト5位
広島東洋・アドゥワ 誠
巨人・髙田 萌生
中日・藤嶋 健人
北海道日本ハム・高山 優希

ドラフト6位
広島東洋・長井 良太
巨人・大江 竜聖
千葉ロッテ・種市 篤暉
オリックス・山﨑 颯一郎
指名拒否 山口 裕次郎

ドラフト7位
東北楽天・野元 浩輝

育成枠
福岡ソフトバンク・長谷川 宙輝

 ドラフト1位の投手は全員1軍で登板。また、下位指名では4位の山本がとてつもない進化を見せ、この世代のトップレベルの能力を示し、アドゥワは中継ぎで優勝に貢献するなど、多くの投手が一軍を経験し、戦力になっている選手が多い。
 1年後にプロ入りした同世代の横芝敬愛(埼玉西武)も1年目から一軍で3勝を上げ、今井とともにトッププロスペクトとして注目されている。

 また彼らと同世代の高卒社会人3年目は太田 龍(JR東日本)、立野 和明(東海理化)、河野 竜生(JFE西日本)とドラフト上位候補となる投手が多い。5年後には98年世代の投手がNPBを牽引する時代もそう遠くないのではないだろうか。

  98年世代と比較して、99年生まれは野手の逸材が多い。