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 英明(香川)は2014年以来、8年ぶり2度目の明治神宮大会出場となる。第2シードからスタートした香川県大会では、2戦目の3回戦・高松一戦以降の4試合をすべて2点差以内で制して2年連続5度目の優勝。続く四国大会でも3試合すべて2点差以内の接戦を勝ち抜き、決勝戦では県大会決勝のリベンジを期した高松商を5対4で下して8年ぶり2度目となる秋の四国頂点を極めた。

 その原動力となったのは県大会チーム防御率2.41、四国大会チーム防御率1.67をマークした多彩な投手陣である。県大会序盤で投手陣を支えた最速138キロの神田 晃成投手(2年)は2大会で、計24.1回を投げ防御率4.07。西かがわリトルシニア時代は1番遊撃手兼投手兼主将でジャイアンツカップにも出場した。この秋は右翼手兼任で、先発&中継ぎとして活躍した1年生左腕の百々 愛輝投手は、同じく17.1回を投げ防御率2.08の成績を残している。

 県大会決勝戦からはこの2人に加えて救世主が出現した。高校入学後に遊撃手から投手転向した下村 健太郎投手(2年)は「(阪神の)青柳(晃洋投手=川崎工科出身)さんを参考にしている」サイドハンドからナチュラルに変化するフォーシームを駆使。高松商を7.1回無失点に抑えた勢いそのままに、四国大会でも全3試合に登板し17回を投げ自責点はわずか「1」。2大会通算防御率は0.37と抜群の成績で明治神宮大会に挑む。

 一方、打線は県大会チーム打率.304、四国大会チーム打率.272で2大会の合計では.292。計8試合で70安打中、長打は二塁打8、三塁打5、本塁打0、盗塁6と目立った数字こそないが、三振はわずか21、四死球45、犠打飛27と粘り強くつなぐ打線が持ち味である。

 その中でも際立った成績を残しているのが「4番・中堅手」の寿賀 弘都外野手(2年)だ。県大会初戦の高松東戦ではリリーフで140キロもマークした身体能力高き左打者は「最上級生になってチームを引っ張る自覚が増した」意識を体現し、県大会、四国大会共に打率5割と好調を堅持。通算成績も30打数15安打(うち二塁打4・三塁打1)14打点と傑出した数字を残しており、一躍野手としてNPBスカウト陣からも注目を集める存在に。まずは関東王者・山梨学院(山梨)相手にその打棒が通用するか注目したい。

 

 8年前は翌年センバツで優勝することになる敦賀気比(福井)に食い下がるも5対7で敗れている。香川 純平監督が「四国の代表として一戦一戦しっかりと戦っていく」という先にある大会初勝利や、選出濃厚なセンバツでの初勝利へ。「粘り強く戦う」という主将の中浦 浩志郎捕手(2年)のもと、これまで同様の戦いを貫く。

(文=寺下 友徳