都立小平のスタメン・ベンチ入り情報

 東京都小平市に学校を構えてまもなく創立60周年を迎えようとしている都立小平。普通科に加えて外国語コースがあるだけではなく、平成27年度から都内でも10校しか選ばれていない東京グローバル10というものに指定されており、外国語授業やグローバル人材の育成に積極的な学校としても知られている。

 そんな都立小平の野球部は現在2学年合わせて20名で活動中。昨秋、都大会まで勝ち進み1回戦で早大学院の前に敗れたが、夏の独自大会ではベスト16まで勝ち上がるという実績を残している。そのベスト16を超える、ベスト8進出を目標に春以降は巻き返しをかけた戦いとなるが、なかでも活躍が期待されるのが2人いる。



 1人が4番として打線を牽引する大江映である。早大学院との一戦ではヒットこそ出せなかったが、「新チームスタートから勝負強いバッティングでチームに勢いを与えてくれた」とチームメイトからの信頼の厚いスラッガーである。

 指揮官の佐々木監督も「インパクトには強さがあるので、ジャストミートした時の打球はかなり速いですね」と主砲・大江を評価。フォロースルーがしっかりとした大きなスイングが特徴的ではあるが、一方で「ミート力が課題ですね」と佐々木監督は指摘する。



 まだまだ確率を上げていく必要があるが、「ミート力が上がってくれば面白いですね」と一冬超えての成長に期待を寄せている。

 一方で守備の中心にいるのは、1年生左腕・酒井尊である。まだ1年生の酒井だが、都立小平投手陣の中で唯一のサウスポーであり、「腕の位置が違うので、角度が他の投手と変わるので、目先を変えられる」という佐々木監督の考えから、多くの先発機会を与えられた。



 左のスリークォーターの酒井は、打たせて取るピッチングが光る。球速やコントロールはスバ抜けたものがあるわけではないが、「ストライクゾーン内で暴れるので、的を絞らせない」というピッチングで相手打者を翻弄する。

 余計な四死球を出さず、なおかつマウンド上で魅せる冷静な佇まいなど、「試合を重ねるごとに成長を感じられました」と選手間からも酒井の成長を感じ取っていた。一冬超えてさらに成長した酒井が、春以降も投手陣を牽引してくれることが期待される。