富山南のスタメン・ベンチ入り情報

 有明海がすぐ近くにあり、冬場になれば砂浜トレーニングに海までいくこともあるという島原。長崎県島原市に学校があり、創立して120年以上という歴史もあり、県内でも有数の伝統校という位置づけになる。

 そんな島原には2人の吉田がいる。吉田有志と吉田圭志の双子の兄弟にして、島原が誇る左右のWエースである。
 左のエースで弟・吉田圭は旧チームから試合に出場し続け、昨夏の独自大会でも1人で投げきるなど、指揮官・中島監督も信頼を寄せるピッチャーだ。



 そんな吉田圭の持ち味は強気な投球。球速自体は130キロ前半ほどではあるが、出田雅喜主将も「強気な投球が圭志の持ち味です」と語る気持ちの強さで、独自大会でもインコースをどんどん攻めた。

 この投球に「ある程度の実力ある私立校でも抑えられる」と評価するものの、同時にアウトコースへの変化球の精度に課題があると指摘。コースを広く使った投球が出来るようになれば、吉田圭のピッチングは今まで以上に幅が広がるに違いない。



 弟・吉田圭とともに投手陣を支えるのは右のエース・吉田有である。制球力は今後の課題となるが、弟・吉田圭以上に、「回転が良く、伸びのあるボールを投げる」とチーム内ではもっともボールに力があると評価。スピードも130キロ中盤まで計測しており、春以降の活躍に期待がかかっている。

 さらに中島監督の狙いで、現在はカットボールの習得に挑戦をしているとのこと。「カットボールを覚えるには前でリリースする必要があるので、それで自然とストレートの制球力が上がればと思っています」と同時に最大の課題をクリアさせようとしている。



 野手陣に目を向けると、中心に座るのは3番・センターとして攻守の軸を担う宇土颯汰らとともに旧チームでも中軸の選手として出場して多くの打点を記録してきたが、新チームでも勝負強い打撃は健在。春以降も活躍が期待されている。