第1001回 名門復活を狙う拓大紅陵。元プロ・和田監督の意識改革とカギを握る絶対的エース2020年04月06日

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【目次】
【拓大紅陵の練習の模様をギャラリーで】
[1]コーチ就任後、選手たちの意識を改革
[2]今年のチームは竹内のチーム

今年のチームは竹内のチーム



チームの大黒柱であるエース・竹内将悟

 野球への向き合い方を見つめ直したチームは、その後徐々に結果を残し始める。
 2017年の秋季千葉県大会で優勝を飾ると、昨秋も秋季大会で準優勝。和田監督自身も、昨年8月からは監督へと就任してチームの指揮を振ることとなった。

 「今年のチームはエースの竹内(将悟)のチームです。やっぱり2年生で夏の大会に投げたことが自信となっています。下級生でも、東海大市原望洋を相手に気持ちで負ける部分は無かったので、すごく心臓が強くて良いなと思っていました」

 反対に野手は、秋は状態を見ながらレギュラーを固定することは無かった。
 試合の流れや相手の特徴、また選手の特性を見極めながら、状況に応じて選手を起用してきたが、固定の選手がいないことを和田監督は決して悲観していない。
 チームの状態、そして相手の力量を見極めながら、最も勝ちに近づく戦い方を模索するのが和田監督の方針だ。



トレーニングの様子

 「秋は総力戦でした。このピッチャーであれば、このバッターが合うんじゃないかなとか、リードした展開であれば守備の良い選手を起用しようとか、常に頭をフル回転させて色んな選択をしていきました。
 春以降には固定されていく可能性もありますが、秋と同じように状況に応じて選手を起用していくことも考えられます。そこはしっかりと見極めていきたいと思いますね」

 またこの春からは強力なスタッフも加入した。
 和田監督と同じく元プロ野球選手で、ヤクルト時代には7年連続ゴールデングラブ賞や盗塁王を受賞した飯田哲也氏がコーチに就任したのだ。同校のOBである飯田氏は、野手陣のレベルアップを計る上でこれ以上のない人物だ。

 エースの竹内 将悟が、和田監督の指導を受けて高校で急成長を見せたように、野手でも飯田コーチの指導で急成長する選手が現れる可能性は大いにある。

 春季千葉県大会は、コロナウイルス感染拡大の影響で中止となったが、夏にどこまでチームが熟成しているのか注目だ。

(文・栗崎 祐太朗)


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