技術の高さで長打を打つ川口シニア・五十嵐将斗選手



川口シニアの五十嵐将斗選手

 グラウンドに到着した選手たちは、まずウォーミングアップをそれぞれに行い、その後キャッチーボールに入っていく。遠投やクイックスローなど、一通りキャッチボールを終えると、休憩を挟んでバッティング練習へと入った。

 バッティング練習では、まず川口シニアの五十嵐 将斗選手が大きな存在感を放った。
 飛距離においては頭一つ抜けており、右に左に大きな当たりを連発。ここまで中学通算で25本塁打を記録しているが、むやみやたらと強振するのではなく、コースに逆らわず技術で打とうとする姿勢が垣間見えた。

 また東京日野シニアの原 隆太朗選手、市川シニアの宇野 真仁朗選手も、打球の強さが目に留まった。
 原選手は、柳田 悠岐選手(福岡ソフトバンク)のような思い切りの良いスイングが魅力で、反対に宇野選手は無駄を省いたコンパクトなスイングだが、体幹と下半身の強さを活かして打球を飛ばす。宇野選手もまた中学通算本塁打は20本を越えており、強打の遊撃手として期待だ。

 そしてミート力の高さでは、福井永平寺シニアの前川 竜我選手に注目だ。
 決して打球を遠くに飛ばすタイプでは無いですが、コースに逆らわずきっちりとボールを弾き返し、変化球も苦にすることなくついていく。
 常にイキイキとした笑顔で、野球を心から楽しんでいるような性格面も含めて、非常に印象に残る選手だった。

 その他にも八代シニアの志水那優選手や、U-12日本代表だった世田谷西シニアの足立 然選手、櫻井シニアの森田 陽斗選手や友部シニアの竹澤 侑来選手、千歳シニアの松浦 幹大選手など、決して大型選手ではなくても強いスイングを見せる選手が続き、改めてレベルの高さを感じさせた。