昨年、高校野球ドットコムでは、活躍を目指す中学球児のためのプレー映像投稿企画を行った。多くの動画をお送りいただいたが、今回はその中から6名の選手をピックアップして紹介していく。どの選手も、非常に将来性の高い選手たちばかりなので、高校野球での活躍も楽しみにしたい。

小学生時に通算80発スラッガーや相撲部屋からのスカウトされた大砲も



 まず紹介するのは、大阪福島リトルシニアの池上隆人選手。小学校時代は阪神タイガースジュニアに選出され、台北AA国際野球大会関西連盟選抜にも選出。両打から繰り出す、抜群のバットコントロールは魅力十分だ。
大阪福島シニアと言えば、ソフトバンクホークスの野村 大樹選手や、大阪桐蔭で主将を務めた早稲田大・中川 卓也選手も輩出した名門チーム。池上選手も偉大な先輩たちに続くことができるか注目だ。

 続いては、江戸川北シニアの中澤恒貴選手。中学通算30本以上のホームランを放っている中澤選手は、昨年の秋にはチームとして9年ぶりの関東大会出場に貢献するなど活躍。また守備でもショートを守っており、走攻守で非常にハイレベルだ。
ホームランの秘訣はバットを出す角度。映像からもボールをしっかり芯に乗せることが出来ている。高校野球ではどんな打撃を見せるのか注目だ。

 熊本からは、熊本中央ボーイズの森田貴仁選手をピックアップ。
小学校時代は、最終学年の1年間で何と80本塁打を放つという破格の記録を残し、中学野球でも強打と強肩を武器に活躍。今年は全国大会は中止となったが、出場権を懸けた試合では決勝打を放つ活躍を見せ、またセンターからのバックホームで幾度となくチームを救った。

 熊本中央ボーイズも、OBの桑原 秀侍選手(神村学園)が先日のドラフト会議でソフトバンクホークスに育成指名を受け、また同世代の津田 啓史選手も横浜のショートとして活躍した。森田選手も高校野球での活躍が楽しみだ。

 また横浜緑ボーイズの武井仙太郎選手は、柔らかいバッティングと堅い守備が持ち味。キャプテンとしてもチームをまとめ、報知オールスター神奈川東選抜のメンバーにも選出され全試合に出場しました。動画からも、バットコントロールのレベルの高さが伝わるはずだ。

 続いては、京都嵐山ボーイズの河野温斗選手を紹介する。
身長176センチ・105キロと非常に大柄な体格の河野選手。持ち味は何と言っても打球の飛距離で、推定120メートルの本塁打を放ったこともある。また小学生時にはたまたま出場した相撲の大会で全国大会まで進み、相撲での進学や相撲部屋からのスカウトもあったというから驚きだ。しかし高校でも野球を続けるとのことで、持ち味を存分に発揮してほしい。

 最後に紹介するのは、日大二中の室井大輝投手だ。中学2年の秋の時点ですでに130キロ程の直球を投げており、身長も178センチと中学生としては大きく、まだまだ伸びしろを感じさせる。フォームもクセがなく、体に力がついてくれば大化けする可能性を秘めているので、高校での活躍も追っていきたい。

 今回のvol.1ではまず6名の選手を紹介させていただいた。本企画では随時、選手を紹介していきたいと考えており、また次回のvol.2でも将来が楽しみな5名の選手を紹介していきたい。

(取材=栗崎 祐太朗)



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