第7回 新田(愛媛) 毎年、夏に訪れる「新たな挑戦」に終止符を2020年02月12日

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[1]「柔軟性」と「力強さ」で本塁打増へ
[2]新たな挑戦へ不可欠なメンタル強化

新たな挑戦へ不可欠なメンタル強化



エースの渡部凱斗(左)と主将の松永倖輔(右)

 また、岡田監督は精神的な面での成長も選手たちに求めている。
 新田は選抜甲子園への出場経験はあるが、夏の選手権大会への出場はまだ無い。そのため、夏は毎年甲子園のみを意識する中で戦うことが求められ、そのプレッシャーに耐えられる精神力も必要になるのだ。

 「新田はまだ夏の甲子園に出場したことないので、新たな挑戦がずっと続いています。一皮剥けるためには、『新たな挑戦への意識』を強く持たせ続けないといけないので、オフシーズンであっても強い気持ちを忘れてはなりません」

 前チームから主戦を任されるエースの渡部は、岡田監督が語るメンタル面の重要性を最も理解する一人だ。昨夏の全国高校野球選手権愛媛大会1回戦・小松戦に先発した渡部は、2本の本塁打を浴びて4失点で負け投手に。8回11奪三振の力投を見せるも、序盤の失点が響いてチームは敗退し、メンタルを強く持ち続ける重要性を強く感じた。

 「野球は、ほとんどがピッチャーが(重要性を)占めていると自分は考えています。試合を左右する責任のあるポジションなので、勝負強さがとても大事になってきます。
 夏は一回しかないので、ワンチャンスをものにできるようにチーム全体で夏に向けてやっていきたいと思います」

 もちろん、主将の松永も気持ちの面では負けていない。
 四国大会に出場したとは言え、県大会では準決勝で敗れている。夏は1敗も許されないことを肝に銘じ、不退転の覚悟で冬を過ごすことを誓う。

 「秋は一度、小松に負けていますが、夏は負けたら終わりです。最終的な目標は甲子園で勝つことですが、そのためには愛媛を勝ち抜かなくてはいけないので、一発勝負で自分の力を発揮できるように強い力をつけていきたいと思います」

 毎年、夏に訪れる「新たな挑戦」に終止符を打てるか。すべてはこの冬に懸かっている。

(記事=栗崎 祐太朗)

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