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第35回 バラエティ豊か!WBSC U-18出場国のユニフォームを紹介【前編】2019年09月05日
第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップも、いよいよスーパーラウンドに突入する。敗退が決まったチームもあるが、どのチームも個性があり非常に見応えのあるチームばかりであった。
今回は、大会に出場した各国のユニフォームに着目していきたい。前編ではアメリカ、オーストラリア、オランダ、カナダ、スペイン、ニカラグアの6チームを紹介していく。
ユニフォームコレクション

アメリカ代表のユニフォーム
アメリカ
これまでもオリンピックやWBC(World Baseball Classic)といった国際大会で対戦したことのあるチームだけに、胸の「USA」の文字はもはや馴染み深い。このユニフォームにはこれまで何度も一喜一憂させれてきたが、アメリカ代表とはスーパーラウンドでも対戦の可能性がまだある。今大会でも、日本の野球ファンを痺れさせる試合をまた見せて欲しい。

オーストラリア代表のユニフォーム
オーストラリア
各国のユニフォームの中でも、特にシンプルなデザインとなっているが、実は南アフリカ代表ともユニフォームのデザインが似ているのだ。同じ緑色のデザインでも、帽子と胸のロゴで色の深みが少し違うところが特徴で、シンプルな中にも細部にこだわりが隠れているのだ。

オランダ代表のユニフォーム
オランダ
日本ではマイノリティであるオレンジを基調としたユニフォームだが、コアな野球ファンであれば四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツを思い起こす方もいるだろう。
ちなみに日本語では「オランダ」と発音するが、正式名称は「The Netherlands(ネーデルラント)」。日本語の「オランダ」に由来する「Holland」は、西海岸にある「ホラント」と呼ばれる一部の地域の呼称で、歴史的に大きな役割を演じてきた「北ホラント」と「南ホラント」の2州の名前から使われるようになった。

カナダ代表のユニフォーム
カナダ
国旗のカラーにもなってる赤を強調したでデザインになっており、またキャップにも国旗に描かれているメープルのロゴが入っている。国旗とがっちりとリンクしたデザインになっており、色合いにしつこさがなくスタイリッシュな印象だ。
また大谷翔平選手が所属する、ロサンゼルス・エンゼルスのユニフォームにもデザインが似ており、日本の野球ファンには馴染みがあるのではないだろうか。

スペイン代表のユニフォーム
スペイン
スペインもまた国旗の色合いをユニフォームに反映させている。赤と黄色は信号機で止まれを意味する色でもあるためか、非常に目に留まるデザインだ。日本ではスペインと発音するが、胸のロゴの「Espana」は「エスパーニャ」と発音する。

ニカラグア代表のユニフォーム
ニカラグア
ニカラグアに馴染みのない日本人も多いかもしれないが、ニカラグアは太平洋とカリブ海の間に位置する中央アメリカの国だ。国旗は青と白を基調としており、ユニフォームもその色を踏襲したデザインになっている。脇の色が黒になっているところが特徴で、日本人でも違和感のないデザインなのではないだろうか。
(取材=栗崎 祐太朗)