第11回 佐々木、飯塚ら史上最強投手陣の仕上がりは順調!あとは奥川恭伸の復調を期待するのみ!2019年08月27日

印刷する このエントリーをはてなブックマークに追加   

【目次】
[1]大学生相手にも剛速球でねじ伏せた佐々木朗希
[2]西純矢、奥川恭伸の現状は?

  侍ジャパンU-18代表の国内合宿では3試合行われたが、1勝1敗1分けに終わった。改めて投打別に分けて、選手たちの仕上がり状況を徹底レポート。現状の課題を確認していきたい。

大学生相手にも剛速球でねじ伏せた佐々木朗希



佐々木朗希(大船渡)

 【投手編】

11 佐々木 朗希(大船渡) 2試合 2回3奪三振無失点 
 状態は間違いなく上がっている。大学代表戦で平均球速は約154キロを計測したように、大学生相手にも伸びのある剛速球でねじ伏せた。かなり慎重を期して起用しているように、世界大会では限定的な起用となりそう。
 佐々木は150キロ超えのストレートだけではなく、フォークの落差もすごい。国際球は、日本の公式球に比べて、フォークが落ちやすいのでそれが好影響を与えているかもしれない。結果はともかくとして、世界の強豪国の強打者たちとのガチンコ勝負が楽しみだ。

 12 浅田 将汰(有明) 2試合 4打数0安打 
 24日の駒澤大戦の第1戦で、右ひじに死球が当たり打撲。野手としての出場が続いている。ここまでハイレベルな投手との対戦が続いたことで、まだ持ち味は発揮できていない。ただ、本人は「投球のほうが自信ある」と語るように140キロ後半の速球、縦に鋭く落ちるチェンジアップのコンビネーションが絡めば、世界で通用する投手であることは間違いない。投手としての復帰を願いたい。

 13 池田 陽佑(智辯和歌山) 1試合 2回 無失点 
 150キロを計測する池田だが、24日の駒澤大戦では2回無失点したものの、最速は140キロにとどまった。あまりコンディションは良くない様子。それでも焦ることなく、状態を高めてほしい。甲子園の激闘から1週間もたたないうちに、合流して状態を挙げるのは難しい。しっかりと休養を取りつつ、全開のピッチングでねじ伏せることを期待したい。

 14 前 佑囲斗(津田学園) 1試合2回無失点 2奪三振 
 最速140キロにとどまったが、回転数の高いストレートは相変わらず抜群で、130キロ後半でも空振りが奪える。本人曰く調子は6~7割。しっかりと状態を高めれば、活躍が期待できるだろう。

 15 飯塚 脩人習志野) 2試合 3回8奪三振 1失点(自責点0)
 今、最も状態が良い投手。140キロ後半の速球で、大学生から次々と三振を奪ったストレートは脅威。さらに135キロ前後のフォーク、130キロ前半のスライダーの切れも素晴らしく、どの球種でも勝負ができる。
 高校生でこれほど、リリーバーとして力を発揮できる投手もなかなかいない。
 習志野同様、侍ジャパンU-18代表投手陣の中でも切り札的な存在になりそうだ。

【次のページ】 西純矢、奥川恭伸の現状は?

この記事についてTwitterでつぶやく この記事についてFacebbokに投稿する
【関連記事】
第114回 全国制覇の道は絶たれても、未来の一歩へ力強く踏み出そうとしている星稜【高校野球コラム】
第268回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目野手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
第267回 夏の代替大会が開催されることを願って…。全国のドラフト・注目投手リスト一覧【ドラフト特集コラム】
第17回 まだ議論が出尽くされていない。沖縄県高校野球の3人の甲子園出場監督と記者が意見交換座談会【後編】【沖縄の高校野球】
第17回 甲子園開催の、大会開催の道を探そう。沖縄県高校野球の3人の甲子園出場監督と記者が意見交換座談会【前編】【沖縄の高校野球】
日本ウェルネスvs興南【沖縄県 2020年春の大会 春季沖縄県大会】
第1133回 「プロは目指していなかった」146キロ右腕・小辻鷹仁(瀬田工)はどのようにしてプロ注目となったのか 【2020年インタビュー】
第1140回 1年から名門・智辯和歌山の4番に座る徳丸天晴。目指すは高校通算50本塁打 【2020年インタビュー】
第1139回 センバツで見たかった世代屈指の剛腕・高橋宏斗(中京大中京)。なぜ圧倒的な投球をテーマにしているのか? 【2020年インタビュー】
第1131回 捕手兼投手として、創部4年目のチームを近畿大会に導いた大黒柱・景山透唯(立命館守山)【前編】 【2020年インタビュー】
第1130回 奥川の後を継ぐコントロールピッチャー・荻原吟哉(星稜)が求めるのは「速さ」と「緻密さ」 【2020年インタビュー】
滋賀選抜vs龍谷大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
兵庫県選抜vs関西国際大【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
大手前高松vs星稜【2019年 練習試合(交流試合)・秋】
東海大vs中央大【2019年 第五十回記念 明治神宮野球大会 大学の部】
飯塚 脩人(習志野) 【選手名鑑】
池田 陽佑(智辯和歌山) 【選手名鑑】
奥川 恭伸(星稜) 【選手名鑑】
佐々木 朗希(大船渡) 【選手名鑑】
西 純矢(創志学園) 【選手名鑑】
前 佑囲斗(津田学園) 【選手名鑑】
牧 秀悟(松本第一) 【選手名鑑】
有明 【高校別データ】
有明 【高校別データ】
有明・末吉 【高校別データ】
近江 【高校別データ】
大船渡 【高校別データ】
興南 【高校別データ】
駒大岩見沢 【高校別データ】
駒大高 【高校別データ】
駒大苫小牧 【高校別データ】
星稜 【高校別データ】
創志学園 【高校別データ】
智辯和歌山 【高校別データ】
津田学園 【高校別データ】
習志野 【高校別データ】

プロフィール

河嶋宗一
副編集長 河嶋 宗一
  • 出身地:千葉県
  • ■ 現場第一主義。球児に届けたい情報とあれば日本だけでなく海外まで飛び回る。
  • ■ 副編集長、またドットコムのスカウト部長と呼ばれ、日本全国の隠れた名選手を探索。
  • ■ 幅広いアンテナと鋭い観察力でダイヤの原石を見つけだす。
  • ■ 編集部の理論派として、今日も球場に足を運ぶ。
コラムトップに戻る サイトトップに戻る

コラム