今回は、台湾代表の二刀流で有名な劉致榮にインタビュー!U18ワールドカップでは、投手としても野手としても貢献。投手での速球は、常時140キロ~143キロを記録。回転数が高いストレートと、キレのあるスライダーが武器。身体能力が高く、アスリート型のプレイヤーだ。

劉致榮選手
【プロフィール】
劉致榮
所属:中国文化大学
ポジション:投手 遊撃手
生年月日:1999年4月7日
身長:182センチ
体重:73キロ
投打:両打右投
好きな言葉:全力を尽くせなかったら、自分の才能を無駄にしたと同じ
――日本では、投手でも打者でも活躍する選手を『二刀流』と表現していますが、台湾では何と言われているのですか?また、ピッチングとバッティングのそれぞれで意識していることを教えてください。?
劉致榮:台湾でも、二刀流と言って、同じ言葉ですよ。ピッチングでは、出来るだけ低めに投球をコントロールすることを心掛けています。高くなると簡単に相手に見破られるので、勝った試合はよく低めにコントロールできていると思います。バッティング面では、監督には、『よくボールを見なさい』といわれています。僕の場合、打ちたい気持ちが強すぎて、悪いボールばかり振ってしまう傾向があるので、監督は、『自分にとって打ちやすいボールが来るまで待て!』とアドバイスしてくれています。
――今回の国際大会を経験してどんなことを学びましたか?
劉致榮:初めての対戦相手ばかりで、国内の選手たちとはスタイルも違うので、適応力が磨かれていると思います。

劉致榮選手
――劉致榮選手の将来の目標は?
劉致榮:僕は、海外で野球がしたいです。アメリカにも行ってみたいですし、日本にも興味があります。もっと、世界の野球が見たいと思っています。
――オープニングラウンドでは、韓国と対戦し惜しくも敗れましたが、韓国チームはどんなチームでしたか?
劉致榮:投手陣はみんな球が速いですが、とにかく打撃技術がすごいと思いました。特に、4番のカンベクホ選手は本当にすごい選手でした。
――今大会では対戦とはなりませんでしたが、日本の4番・清宮幸太郎選手についてはどんな印象を持っていますか?
劉致榮:清宮君の打撃は力強いです。それに、頭を使う選手だと感じました。いつか、彼と一緒にプレーしたいです。
劉致榮選手、ありがとうございました!!