第5回 意外に知られていない!強くなるための「朝食の摂り方」術を学べ!2017年03月06日

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【目次】
[1]朝食のポイントは「炭水化物(糖質)・たんぱく質・カルシウム」
[2]朝食を一度に摂れない場合は「分けて摂る」を心がけよう
[3]「朝練習」後「おにぎりとプロテイン」の栄養補給で差がつく!

 いよいよ球春到来!もうすぐ練習試合も解禁となりますが、練習効果を十分に発揮するためには、カラダづくりの源となる「食事」も重要です。では、私たちは栄養を効率良く摂取できるのでしょうか?

 今回は侍ジャパン、上原 浩治投手、大谷 翔平投手をはじめ、数多くのスポーツチーム、アスリートたちを栄養面からサポートしている株式会社明治の管理栄養士の皆さんが集合!現場の声も交えながら、球児の皆さんからの疑問に座談会形式でお答えします!第1回は一日のスタート「朝食」の摂り方についてです。



  朝食のポイントは「炭水化物(糖質)・たんぱく質・カルシウム」

――今回の座談会では高校生たちから寄せられた疑問を管理栄養士・栄養士の皆さんにお答え頂く形式で進行していきたいと思います。まずは朝食の摂り方について。たとえば授業開始が9時だった場合、どのタイミングで、どのようなメニューの朝食を摂ればいいでしょうか?皆さんが関わられている学校の現状も交えてお話しください。

黒崎 礼子さん(株式会社明治)

黒崎:自宅生の朝ごはんは、アンケートを取ると多いのはごはん一杯以上の量をおにぎりやふりかけをかけて食べる。そこに加えて牛乳を飲むという割合は高いですね。そこに汁物があるスタイルもあります。ただ、米(主食)と乳製品は摂っても他の品目を摂ることが少ないのが現状です。ですから、朝食の場合はそこにおかず2品を加えること。まずはそこが基本となります。

太田:私も黒崎さんと同じ感想ですね。「たくさん食べなくてはいけない」を意識している高校球児はすごく多いですし、夕食はみんな頑張って食べているんですけど……。「朝食には意外と気づきませんでした」と選手たちもよく話しています。朝練習のある、なしにかかわらず朝食の量は少ないようです。

宮井:高校球児の皆さんは昼食、夕食は100~120%で食べているんですが、それに対して朝食をどれくらいのウェイトを置いているか聞くと「40%」とか。力を入れて朝食を食べられている選手が少ないのが現状ですね。

――確かに、球児の皆さんは夜遅くまで練習し、ユニフォームを洗濯し、勉強もして朝を迎える。特に冬は「朝食を摂る時間を少しでも睡眠に充てたい」という気持ちは実際、ありますよね?

後藤:そうですね。寒い朝に「少しでも長く寝ていたい」。そうなると朝食の時間が短くなってしまう、必然的に量も減ってしまう。簡単に済ませてしまう。そんな声は多いです。

――その中で「これだけは摂ってほしい」というものはありますか?

後藤:しっかり時間を取ってバランスよく摂ってほしいのはやまやまですが、まずは午前中に授業を受ける際、頭のエネルギー源となる炭水化物(糖質)を必ず摂ることです。主食をしっかり食べることに加え、カラダづくりの上で欠かせないタたんぱく質を欠かさないことがポイントです。朝食であれば卵を使った料理は手軽ですね。卵かけごはんは自分で用意できるでしょうし、ゆで卵があればすぐに摂れます。カラダづくりには、カルシウムも重要な栄養素。どうしても時間がなかった、食べれなかった時はプロテインを牛乳にといて飲むこともおすすめです。

【次のページ】 朝食を一度に摂れない場合は「分けて摂る」を心がけよう

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